◆◆◆ 310 ★ てぬぐい完成?-3 ◆◆◆

2005.3.11

今日は、もう一枚、「杯」の下絵を作る。

前のやつは、中央を仕切る波模様が気に入らないのよ。

もっと、滑らかなラインになると、全体が格調高くなるはずなのだ。

白地とブルー地の比率も、ブルーを大目に変えてみる。

縁どりの色も、少し渋い感じにする。

この柄は、男性にも愛用していただけるような柄になりたいのよ。

こちらが、新作。

結局、転写に失敗し、切り貼りを重ねたために、よーく見ると、フランケンシュタインのような出来具合だ。

右も左も、甲乙付けがたいのよねえ。

左の作品は、杯の並びが右のよりも自由な感じがするし。

でもまあ、右の奴のほうが、杯が魚になって、泳いでいるようなムードもあるよなあ。

波がなめらかに描かれている方が、良いような気がしてくる。

もう少し、波模様のフォルムを安定させたいのよね。

それにしても、転写が上手くならないぜ。

こんなもんで、型師さんは、てぬぐいの型をつくれるのだろうか?

ステンシルの型は、だいぶコツがつかめてくる。

ポイントは、版よりも、型紙全体を大きく取り、余白を持つことである。

転写するときに、余白があると、手が汚れないし、シッカリと紙に圧着できるので、転写がキレイに進むのだ。

明日はローラーを使って転写してみようと思う。

スポンジの転写だと、手が汚くなって、気分がハッピーじゃないのよ。

手が汚れると、紙も汚れたりするし。

それにしても、アクリル絵の具って、ムラできるよなあ。

ステンシル型紙が、もっと転写しやすく作れるようになると、下絵を作る時間が短くなるし、完成度も上がると思う。

今は、まだ、絵の具の粘度がうまく調整できておらず、どうしても、ステンシルがぼんやりとしてしまうのだ。

この柄は、一番はじめの柄としては、難しかったかもしれないよなあ。

もう少し、カンタンなのからスタートするべきだったぜ。

いつまでたってもできあがらないから、女将さん、キリン状態かもなあ。

もう少しですからといいながら、一ヶ月くらい経っているもんなあ。

女将さん、もうすぐです。汗。

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