◆◆◆ 309 ★ てぬぐい完成?-2 ◆◆◆

2005.3.10

結局、もう一枚型を作ることにする。

この作品は、ガラス面がブルーでなくちゃダメなのよ。

型紙を作るのにも大分慣れてきた。

芹沢センセイの作品を見て、黒と白が図柄の途中で反転している作品というのを見たのは大きい。

手で描くと、この絵を作るのが大変なのよ。

切り絵風に作ると、こういう模様も、短時間に作れるし、型にすれば、いくつも複製が可能になる。

新作の型で、もう一枚展開してみる。

中央の波模様が気に入らないぜ。

この筋の作品は、濃い色が多い方が、どちらかといえば、高そうに見える。

白と色のバランスはこんなもんだと思うのだが、どおかなあ。

杯を15個も入れてしまったので、少しキツイ感じもするのだが、詰まり具合はこの程度でも構わないような気がしてくる。

12個では、なんか物足りないのである。

折角国宝なんだから、数も多い方がいいに決まっているぜ。

違う展開案もあるのだが、今日は腹が減りすぎてしまい、根性が足りない。

今日は、転写にスポンジを利用する。

筆よりも短時間で、かなりキレイに転写できることが判明。

しかし、指先は絵の具だらけになる。

もうちょっと、隙間を調整できれば、波模様ももっとキレイに作れるはずなのだ。

どちらにしたって、アタシ用の控えの作品も必要なので、15個で、最終版をもう一パターン作ろうと思う。

今日は、ポスカラに障子ノリを混ぜて絵の具を作り、筆で型を紙に転写してゆく。

アクリル絵の具だけで転写したときの方が刷り上りがキレイということが判明。

まだ道具が揃っていないので、転写はあまり美しくできない。

この方法ではこれが限界だよなあ。

いつになったら、出来上がるんだろう。

そうして、腹が減りすぎたが、まだ少し時間があるので、小さい土偶を作ってみる。

黒と白の土偶を全体に散りばめる。

お友達はもう一人いるので、その型も作る予定。

地色があるほうがいいみたいだから、もう少し抜きの型の研究をしようと思う。

この版だと、このまま転写すると、地色が白になってしまうからである。

まあ、柄の混み具合というのもあるんだけどね。

実物大(左が8.5センチ、右が12センチ)で展開するというこだわりが、結構、カワイイ結果につながっている。

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