◆◆◆ 264 ★ 公募展の応募 ◆◆◆

2005.1.14

フリーペーパーが新しいトレンドになりつつある。文房堂で頂いてきた、アーティスト専用のフリーペーパー。

大きい画材店などには置いてある。

HPとも連動しているので、気になる方は要チェック。

freatorという名前。

スポンサーがイロイロな公募を出しあって、ポスターとかロゴのデザインなんかを公募して、紙上発表みたいな感じ。

目的としては、自分の知名度を上げる腕試し的なところがあるのでギャラは安い。

アタシ的には、既に作品が大量にあるので、それを加工して、ちょっと応募してみるという感じ。

DTPと一言にいうが、ある程度、実践を積み重ねて、作り続けてゆかないと、見れる作品は完成しない。

先方の指示に従って、データを加工し、入稿できる能力というのは、絵を描いているだけでは身につかない。

時間のあるときに、チョロチョロと作り進んで、実績を積んでゆかないとならないということである。

解らないところはデザイナーの友人に聞いたりして、少しずつ、実践力を身につけているということである。DTPが出来るのとできないのでは、外でバイトしたときの時間給が500円も違うのよ。単純に500円アップ。

アタシの場合、電子本の作成とか、DTPとか、みんな独学なのよね。しかも、バリ島にいたときに身につけたスキルで、資料なんかはほとんど無い状態だった。沢山のネットの友人に助けて頂いたことを思い出す。ありがとうございました。感謝します。

ムズカシそうに聞こえるが、実際にやっている人がいるワケで、物理的に不可能ということではない。

身につけてしまえば一生使える技術であり、受け取る方は、データで渡してくれると、加工が物凄く短時間で終了するので、データ入稿できる人に仕事が流れてしまうという傾向にある。

HP作りも独学だけど、データ加工とか、データ入稿のスキルというのは、その応用みたいなところがあって、短時間に理解が進む。

HP作りを続けていてヨカッタと思う瞬間だ。どんなこともムダにはならないぜ。

今日は、今取り組んでいる作業を完成させる予定。

そのあと、パソコンにとりこんで、データにしてから、レイアウトをしなおす。

今回は、サイズが大きいので、どこか出力センターに頼まないとダメかもなあ。

デジタル印刷されると、作品の力というのが物凄く落ちてしまうというのが辛い。

それでも、全員がその状態で勝負するわけで、結果的にはデジタルで印刷されるのだから、ガタガタ言っても仕方が無い。

自分一人で、そういう作業が進められるということに感謝するべきだろう。

自分でできなければ、人に頼んで一部の作業を行わなければならないからである。

公募に使うカットが、机の上に散乱。

乾燥中。

ネットから引き出した写真なんかを参考に、自分で表情を作りあげたりもする。

漫画家かい?

とりあえずの絵は6枚、そのほか文字が何点かあるのだが、全部手書きにすることにする。

書の練習をしてきた甲斐がある。

書は、売るほどではないが、それでも力はある。

市販の安いフォントを使うと、その筋の人は、ああ、○○という書体だわ。安ーっ。みたいなムード。差をつけるのが難しい。

デジタル時代だからこそ、手で描くと引き立つといのがあると思う。

そうして時には、『こんなことをしても時間のムダだよなあ』などというキモチがアタシを襲ってきて心が揺れる。

それでも、やると決めたら、最後までやってみる。そういう精神力の強さというのは持ち合わせていると思う。

作品を完成させるということは、一つ一つ、形に残るということで、人に見ていただくというのを意識して作ことそのものが大切だからである。

どーせ他には、駄作を作る他にないのだし。公募に出そうと思うと、原画がきちんとした形で残るから、それが気に入っている。

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