◆◆◆ 262 ★ 加筆 ◆◆◆

2005.1.12

絵を少し描きなおす。

オジャラよ、別な絵にするべきだったんじゃないのかよ?

そーなんだよね。

千葉テレビで、画家のアトリエの番組を見る。

中山忠彦さん。

自分の奥さんを美人画に仕立てる画家で、物凄い豪邸に住んでいた。

あれが画家のアトリエなのか。みたいな。

なんか、差があるよなあー。

特に注目したのは、衣装。

中世ヨーロッパかなんかの衣装を大量に持っていて、それを奥さんに着せて絵を描くという内容の番組。

これって、ある種のコスプレなんだろうか?

物凄い時間がかかった作品で、感じとしては6ヶ月くらい描いていたみたい。

奥さんは、辛いとこぼしていた。毎日8時間じゃなあ。

肖像画というのは、本人に似たり、離れたりする。

モディリアーニの絵というのは、やっぱモデルに似ていたんだと思う。

もうちょっと練習したいよなあ。

イギリスのスリーパーのビデオをもう一度見る。

宮廷系の肖像画というのをキチンとした形で見るのは初めてで、何度見ても、優れた作品は優れている。

エリザベス女王の肖像画なんて、物凄いもんなあ。

ピカソやマティスが、アメリカで受け入れられたというのも理解できる。ヨーロッパは、なんだかんだいっても、伝統的作品の人気というのが根強いのかもしれない。

この前やっぱり、千葉テレビのアート番組を見ていて、参考になったことがある。

一つは、『人と違ったことをする』(まだやったことない技法にチャレンジ)

彼の場合、ガラス瓶にインクを詰めて、それを10メートルの高さから、落下させて絵を描くという技法である。

スゲーッ。

彼は、『自分がイイと思ったものはあまりよくなくて、人がイイと言ったものがイイ』と語っていた。

筆なども一切使わないアートを目指しているのだそうだ。確かに、筆で描いたのでは、上手い人には及ばない。

もう一つは、発想の自由さである。

彼は、自分のアタマをカンバスにして、オブジェを取り付けて、全体的なアートになるというのを試みていてる。

テレビでは、正月だったこともあり、しめ縄に、鏡餅をハゲアタマに乗せていた。

なんだか、天才バカボンに出てくる人みたいだぜ。

彼は、芸大の講師もしていて、授業はといえば、やっぱり、彼のハゲ頭を利用して、生徒が、イロイロなモノを取り付けてアートに仕立てるという授業だ。

完成すると、教室内を練り歩いたりもする。

てっ、天才?

楽しそうだぜ。

アタシも猫の額にシールとか、リボンなんかを貼り付けたりするけど、あれに近いのかなあ。

どっちにしたって、日々、自分のアタマをデコレーションするということで、新しい創作活動にチャレンジしているというのは立派である。

自分のアタマだと、金かからないし、移動できるもんなあ。

毎日写真を撮影して、ブログかなんかで紹介してくれたら、話題になるよなあ。

新しい事にチャレンジするというのは、エネルギーが必要だということである。

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