◆◆◆ 252 ★ クレジットカード取り扱い開始しました。 ◆◆◆

2004.12.23

今年もあと一週間。

何かと忙しい日が続き、絵が描けないでいる。

この前の火曜日、銅版画のお教室のときに、新しいガラスペンと、ドクターマーチンの黒いインクを買う。

今使っているインクは、マンガ用なのだが、乾燥したあとに、彩色すると黒が溶け出して、色が汚れてしまうからである。

ドクターマーチンのインク、750円。

この値段は、普通の黒インクの倍位。

それでも、ペン画は良く売れるし、色をつけるともっと売れるので、色をつけた作品もいくつも用意しておきたい。

さすがに、世界的に有名なドクターマーチンのインクだけあって、艶やかで、乾けば色落ちなどしない。

これで、高い紙に絵を描くのが楽しくなるぜ。

山種美術館のチケットがあるというので、竜さんに誘っていただき、九段下まで行く。

日本画専門の小さな美術館で、最終日ということもあり結構混んでいた。

所蔵作品をカレンダーにして販売しているのだが、今回はその原画展ということだった。

印刷物になるときには、多少色の濃淡なんかを調整しているので、実物よりもよく見えるという場合も多い。

そうして、日本画というのは心が和むものだなあと思う。

上村松園が女だとは知らなかった。

あれほどの絵を描けば、誰だって欲しいと思う。そういうことなのだろう。

あれほどの絵は、誰にでも描けるわけも無く、そこに芸があり、その動きのある描写の中には感動がある。

母があとりえを訪ねてくる。

近所の家具屋が閉店するからといって、この額縁を買ったらしい。絵付きで1500円だったと話している。

見た目は派手だが、実のところ物凄く粗悪な品で、中国か東南アジアで作られましたという質感。しかも、裏はダンボールを貼り付けてある。

現実とはそんなもんである。

そうして、撫子がいくつもかかれたこの花の絵も、定価では買うほどでもなく、かといって、割引になれば売れるという世の中である。

母にしてみれば、これにアタシの絵を入れて差し替えようと思ったらしいのだが、結局、額縁を開けるという作業で挫折しているようだった。

母よ。額縁を買う時には裏も見るように。

電話ケースを作る。

電話はいつも大きなバッグの奥底に沈み、余りにもアタシが電話に出ないのでオットが切れてしまう。

そんなもんで、自分でケータイポケットを作ってみる。余り毛糸で作った手編み。

遠目クレージュ風。

一世を風靡したクレージュの文具というのも、最近は見かけなくなった。

お友達の皆さん、近くではゼッタイに見ないで下さい。

今月の最初に申し込んだ、クレジットカード取り扱いの審査は無事に終了したようだ。

何の連絡もないまま、クレジットカード取り扱いキットが届く。

荷物は2個口に別れ、伝票・POP類は飛脚便、インプリンターの機械は黒猫便で到着する。

まあ、この辺の話は、ピカ2さんコラムで細かくレポートしようと思う。

この、ケータイの右側のがインプリンターといわれる機械で、クレジットカードの上に伝票を挟み、カードの番号などを転記するのである。

オジャラは若かりし頃、マーケティング部門でカード担当だったということもあり、この筋の話にはメチャクチャ詳しいのである。

アタシがイロイロな業種を経験したことで、読者様は混乱しているかもしれないが、小さい会社だったので、一人が担当する業務の範囲が物凄く多かったのである。

こんな話でも、先方の説明を受けず、小売店勤務の経験すらないのに、手続きや運用が出来るというのは、便利で助かると思う。

昔取ったナントカというが、よくもまあ、忘れないでいたものである。

ということで、クレジットカードの店頭取り扱いも開始しました。

皆様、お気軽にご来店下さい。

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