◆◆◆ 243 ★ 作田先生、大賞オメデトウございます!! ◆◆◆

2004.12.8

第6回 高知国際版画トリエンナーレ展

で、センセイが大賞を受賞されたという記事が新聞に流れる。

センセイ、おめでとうこざいます。

頑張りました。

大賞ってすごいよなあ。

生徒一同、何もしていませんが、心よりお祝い申し上げます。

3年に一回しかないトリエンナーレで、しかも、版画のトリエンナーレというのは、世界的にどんどん無くなっているのだそうだ。

エライこっちゃ。

3000点以上の応募作品の中の一等賞だもんなあ。スゴイよなあ。

賞を取るっていうのは、ホントウにスゴイことだよなあ。

アタシは、予定通り、東京イラストレーションソサエティの公募は落選。

再来年位には、もう少し絵の力がついているはずなんだけど、今はまだムリ。あそこに入賞するのは、一生をかけてもムリかもしれないという、レベルの高い公募展なんだけどね。たはは。

アタシが表紙を担当している雑誌は、月刊誌なんだけど、書店で販売されていないのよ。そんなもんで、本屋で目にするってことが滅多にないから、公募で少し、個性をPRってところなわけ。

オジャラよ、金のムダだから、二度と応募するのはやめてくれ。みたいな。

あそこなんて、400点位しか応募がないのになあ。まだ、公募に出せるレベルじゃないってことは理解できてきた。

雑誌の表紙の仕事がいつまであるかにもよるよなあ。雑誌の仕事がなくなると、公募への応募すら出来なくなるもの。

世の中というのは厳しいぜ。

ウイリアムモリスの花から、バティック風の花に変化。

あ゛ーっ。

この程度の線で満足すれば、それなりなんだけどね、これでは不満なのよ。

それにしたって、アタシの版画ときたら、前よりひどくなっているもんなあ。

もう少し、気合を入れないと。

とりあえず、線をもう少し強くしたいのよ。

一回エッチングして、そのあと、ドライポイントにすっかなあ。

スクレーパーで、線を太くするという方法もあるらしい。

スクレーパーで、ホントウに意図した線が作れるのだろうか?

その辺は、技術の習得次第ってことらしい。

何枚も試作を繰り返して、技術を上げるということのようだ。ふぅ。

それでも、『この版をこうしたい』という、目指している場所があるというのは、まだ救いがある。

そうして、後ろを振り返ると、センセイの神業三版のカラー版画が壁に掛けてあって、アタシの版画の拭き上がりとの差に愕然とする。

どうやったらあんなに白く拭きあげられるんだろう。

昔は出来ていたんだけどなあ。みたいな。

オジャラよ、技術が落ちているんじゃないのかよ?

銅版画の魅力というのは、独特なマチエールだと思う。

線を描画するだけであれば、リトグラフで十分だし、色を重ねるのであれば、木版画の方が刷るのが楽なのである。

そうして、銅板の中に広がる世界には、作家の個性というのが刻まれる。

左の作品は、物凄く短い時間に作られた作品だが、銅版画にしか作れないマチエールがある。

これを、リトや木版で表現しろというのはムリなのである。

もう少し『しいたけの網』がちゃんと出るかなと思ったが、銅版への圧着が弱かったのだと思う。

数字の向きが逆の方が面白かったよなあ。これではフツーだもんなあ。

この版を一時間半で作れるというのは、すごくない?

要らない?

おっしゃる通りでございます。

こちらを読んでいらっしゃる、文房堂、作田軍団銅版画教室のメンバーの皆さん。

新着銅版入荷しました。

ポストカードサイズと、22*16センチ程度の1ミリ板です。

今回は、両面青ビニールにしてみました。

ぼんやりしていたら、ポストカードサイズの方は青ビニールの依頼忘れてました。大丈夫なんだろーか?心配だなあ。

次回持って行きますので、買いたい方は、小銭を持ってくるように。

ポストカードサイズは一枚150円。

大きい版の方は、一枚500円です。

業務連絡以上。

私は、銅版の仕入れを安くするために、大きいのをカットしてもらって、あとりえに届けてもらっているのだが、まとめて買うと安いので、お教室の皆さんにも買っていただいてるのである。

ある種の共同購買ということである。

市販の品よりも、端が少しダレていたりするものの、お教室で使う程度なら問題はない。

業者さんの方で手ごろな大きさにカットしてくれるうえに、両面ビニール貼りされていて、傷などが無いというのがいい。

一番嬉しいのは、お店で買うよりも安いということである。

以前失敗した猫の版を加筆。

マニキュアを利用してディプエッジ。

アクアチントもしたかもなあ。(忘)

なんか、猫ってことが解らないぜ。

オジャラよ。最初のままの方が、ヨカッタんじゃないのかよ?

そうなんだよねー。

最近、激しいモノが版からでてきちゃって、怖いのよ。

下の版は、少しドライポイントで加筆したんだけど、白くしたい部分を少し削ろうかなあ。

この版はあきらめて、裏に新作かなあ。

最近思うのだが、アタシは、諦めが早いのよ。

もう少し粘って、過去の作品を見れるように仕立て直すという作業を、来年はやろうかなと思う。

なんといっても、地球環境破壊的創作活動を、少しでもエコロジーにしようという試み。

はぁ。

地球環境を破壊しない芸術活動ってあるのだろーか?

おじゃら画廊のHP

Established 1998 Rica's Bar WEB SITE & Since 2003 Atelier Ojara.

Copyright (C) All Rights Reserved by Rica Ojara.