◆◆◆ 221 ★ ガラス絵にチャレンジ ◆◆◆

2004.11.6

ガラス絵というのは、ガラス板に描いた絵のこと。

この前東銀座のギャラリーで、ガラス絵をはじめてみる。

なるほどぉ。

イタリアから取り寄せたベネチアンガラスに描くのかぁ。

一枚10万円也。

まあ、一点モノだし、B5-B4位あるし、旅費も稼がないとならないからなあ。(結構売れていた)

とりあえず、そのあと、深沢幸雄さんの展覧会をみる。

おおっ。これがガラス絵かぁ。

重要なポイントは、スクラッチ技法を取り入れ、独自の世界を築いたこと。

独自の世界でないと、価値が無いということだ。

関係ないが、普通のガラス絵というのは、耐久性を考慮し、ガラス系塗料や釉薬を塗り、陶芸オーブンで焼き付けた品を指すんじゃないかと思われる。

でもまあ、ガラスに描かれているという意味ではガラス絵には違いない。

最近はアクリル絵の具など、耐久性が油絵と変わらない画材も出現して、もっと自由に作品作りが出来るようになったということもあると思う。

初心者は、この辺のところ、要チェック。

東銀座の展覧会は、地図をモチーフにして、金箔を使った豪華な作品だった。

絵がとても上手い方だが、50点ほどあった作品のほとんどが同じ絵で、人間の才能というのはそんなもんだろうと思わされた。

深沢センセイのは、号いくらくらいなのかなあ。

版画で、10万円くらいだからなあ。

でもまあ、ガラス絵の場合一個がハガキ位の大きさだから、同じくらいだろう。(みたいな。勝手に想像。)

あれくらい有名だと、(お金に困っていないので)もう、売る必要もないのかもしれない。

オジャラはゴミの日に、ガラスが落ちていると拾い歩いていた。

別に探しに行ったわけではなくて、通りがかりに落ちていると、拾う程度だが・・・。汗。

そうして、近所でガラスを壊す音がすればもらいに行き、ショーケースを捨てるといえばもらいに行って、板ガラスの結構なストックがある。

更に、その話を額縁屋にすると、40枚ほどの、額縁用のガラスを持ってきてくれる。

額縁屋のオヤジは、『うちでの小槌』なのか?

先日も、ベニヤ板を大量に持ってきてくれた。

しかも、絵が描いてある奴。

油絵だぜ???

売れないから捨てるのだそうだ。

油絵だよ???

商品というのは、そんなもんである。

フリマにでも行って、タタキ売れば、多少は売れると思うけどなあ。

まあ、画廊がやる筋の話ではない。

それに、フリマで売れ残ったりしたら、絵の面目というのもあるしなあ。

どんなに安くったって、飾りたくない絵は要らない。

今のカンバスが無くなって、新規を買うお金がなくなったら、その油絵の上に絵を描くぜ。

下塗りの手間が省けるし。みたいな。汗。

アクリル絵の具を使ったガラス絵は、あっという間に完成する。

ハガキ程の小さい作品なので、アクリル絵の具を出しすぎてヒヤヒヤする。

この分だと、油絵の具でも出来る予感。

まあ、どちらでも構わないのだが、まず、ハガキ大の大きさに、ガラスをカットしなければならない。

ガラスは、ガラスのエッジを削る専用ルーターで、端の部分を整えて、あまり手を切らないようにしようと思う。

この作業が面倒なのよ。

プレートマークみたいなもんだよね。

ガラスは、そのままだと危ないし、ガラス絵の場合、裏を見たい人続出なんで、一応、この作業もしておこうと思う。

普通は、この機械は持っていない。

それにしたって、ガラスカッターが錆びていたのにはショック。

中にオイルを入れるタイプで、結構高かったのに。ダイヤモンド刃だし・・・・。

ステンドグラスの材料を売っていたお店がなくなってしまい、途方に暮れるアタシ。

まず、カッターを手に入れないことには、ガラス絵をスタートできない。

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