◆◆◆ 217 ★ リトポスターの制作-2 ◆◆◆

2004.10.27

朝から、不動産屋で台車を借りて、近所の人が捨てるというテーブルをアトリエに移動する。

前からガーデン用のテーブルが欲しいと思っていた。

イスは、先日、印刷屋のオヤジがくれた大きな空き缶で十分である。

天気のいい日は、外でコーヒーなどを飲むと気持ちイイ。

アタシの、手入れの行き届かない小さい植物や、ハートの石なんかを見ると心が癒えて行く。

癒すほど傷ついているというわけでもないのだが。爆。

不動産屋と額縁屋は至近で、たまには顔をだそうなどと、額縁屋にも立ち寄ると、安売りの額が大量に販売中。

英語用のポスターの版

買うことにする。部(7個

F10の額があると、F10の絵が描ける。

場所を借りて展覧会するとなると、F10が10枚程度ないと、見栄えがしない。

小さい作品は小さい作品で置いてあれば売れるとは思うのだが、それだけではダメということのようだ。

アタシは今まで作ってきた作品が物凄く小さいので、少しは見ごたえのある作品も平行して作ろうという意味もある。

安い額なので、あまり嬉しくないのだが、10号の額というのは結構値の張る品なので、アタシに選択の余地はない。

額縁屋の裏に置いてあったベニヤ板(絵付き!)も、捨てるというのでもらうことにする。

拾ったベニヤより数段イイ品物だからである。

こうなったら、拾った廃材は、捨ててもいい。

ベニヤ板なので、下塗りすれば、そのまま絵を描くこともできる。

リトグラフ個展ポスター3案目

額縁屋のオヤジは、『アンタも、もうすこし、人から見える場所を借りて、絵を描きながら売れよ。そうすれば、少しずつでも売れて、生活くらいなんとかなるだろう。』

などという。

アタシは、『そうなんだけど、そんな金は無いのよ。ここが精一杯なんだから。』

みたいな話になる。

いまのアトリエは、アタシが、他を借りることになったとしても、倉庫としてどうしても使わなければならない。

絵というのは、それくらいスペースがいる職業なのよ。

利とポスターは、豆のポスターの裏に印刷されています。

印刷屋さん、ありがとう。

そのあと、昨日の版をもう一度刷れるのかどうか試してみたら失敗する。

木版リトは、やはり、廃材の上にサンダーをかけたので、版がちゃんと作れないという状態で、失敗に終わる。

ちゃんと、下地を作って、もう一回試してみようと思う。

それでも、アルミ板もタダで手に入るし、版の状態は圧倒的に安定しているので、木版リトに移るかどうか悩むところである。

今みたいなコート紙では、水彩絵の具が乗らないので、結局、木版リトに進む必要がないのである。

水彩絵の具の吸い付きが良い紙は高いのよ。

それでも、ベニヤや、廃材のアルミ板で版画が作れると、来た人に気軽にアートに楽しんでもらえるので、少し、技術は身につけておこうと思う。

ウイリアムモリスを見た後の銅版画

それから、大きい版に、もう一枚、別なポスター用の絵を描く。

顔のところが失敗し、ケシロンを使って消したら、その上に加筆ができない状態になってしまいショック。

一度製版しなおしてもう一度、明日描画にチャレンジしようと思う。

今回の出来がよければ、カレンダー用の図案も考えようと思う。

花だよなあやっぱ。

ペン用のインクでのテストは失敗に終わる。絵がヨカッタので残念である。

やはり、CDペンというのは、よほど特殊な品なのだろう。これさえあれば、リトも学校の図工の授業かなんかで作れるぜ。

ウイリアムモリスを見た後の銅版画-2

プレス機がセットされているので、昨日腐食した銅版画も印刷してみる。

あ゛ー。また、シミができている。

やっぱ、グランドが、これではダメということなのか。

絵の方は、割りにヨカッタので、またまたガッカリとする。

そうして、銅版にできたシミを消しながら、ジワジワと寒くなってきて嫌になる。

あとりえは古いので、物凄く冬が寒い。

11月になったら、ガスを入れようと思う。

(基本料が高いので、夏の間、ガスの配給はストップしています。たはは。)

そうして、あんなに大量に削除したというのに、また、容量イッパイになってしまいましたのお知らせがきてしまう。

はぁ。借りますか、削除か。どちらかしかない。

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