しゃぼんだま　あおいそら
（ブログ　ｂｙ　芸術家　おじゃら　りんご）

◆　3289　★　松濤美術館　◆

2017.11.17.

本日、戸栗→松濤。

戸栗美術館は、スケッチし放題なので、いつも、３時間ぐらいはスケッチさせていただく。ここは、注意されたりしないので、のびのびと、好きなだけ。

陶芸のスケッチのアーカイブは、実は大分ある。笑。
ほとんどが、戸栗美術館さんで描かせていただいてます。
１７世紀ぐらいのデザインや柄などは、本当に趣があり、私の素描は下手くそですけど、まあ、何か作りたいときには、おおいに役立つぐらいの品質にはなっていると思っています。

模様には、パターンがあって、大きい壺には、とくに顕著にでますね。
今回は、水彩画のような、ゆったりとした柄や、唐草文様の猪口やなにかも充実していて、せっせと描かせていただきました。

鉛筆書きで、ケシゴムなしなんで、それなりのクオリティですがね。可能であればホントは、色もつけたいですわー。笑。

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松涛美術館。

三沢さんの展覧会。
銀座の画廊とか、テレビとか、アートフェアなんかで拝見したことがある。

アタシの記憶だと、チェンソーだけで彫り上げるって話だったと思うけど、作品を見ればそんな話でもないかな。笑。
技法というのは、作品が良かったら気になる話で、結果が良ければどうでもいい。

船越(サン)とか、杉戸さんとか、小林さんなどの彫刻家とのコラボ。

杉戸さんの作品は、上野で見そびれて、愕然としていたが、今回何点か拝見できたことは喜ばしい。

上野で作品を見過ぎて、影響が自分の作品に出てきてしまうことを考えれば、見なくてヨカッタという域。

複数の作家さんの作品が入り乱れ、キャプションもなしという無法地帯。見る人も、監視の人も楽しそうにしていたのが印象的である。
明日は、ライブペイントの日で、きっと混むだろうから、今日にしてよかった。

この展示は、きっと三沢さんの人徳だなーと思いながら、ぐるぐると展示品を見て回る。

三沢さんの平面作品、船越さんの素描。
どちらと（自分の作品と）並んでも負けるな。

という力の差に愕然としながら、杉戸さんのように、自由になりすぎていいのかどうかという、自分の心の不安が、ハッキリと浮き上がってくる。

いやまー、作れるとは思うけどさ。大笑。
売れるのかとか、考えちゃいけないんだよね。きっとね。(*゜▽゜*)ノ

そういう不安が、きっとアタシの作品には出てきているんだろうとか思いながら、勉強させていただきました。

毎週金曜日、午後六時からは、建築ツアーというのがあって、美術館の建物を撮影し放題なので、お好きな方は、是非、その時間に襲撃してみてくださいね。ギャル大量。笑。

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