しゃぼんだま あおいそら
(ブログ by 芸術家 おじゃら りんご)

◆◆◆ 3251 ★ 東郷青児先生-2 ◆◆◆

2017.10.26.


それにしても、女ばっか。
しかも、いつも、「あの女」ばっか。
笑。
「あの女」

伏し目がちの、ウエスト細い、ちょっと胸ある女性たち。
ポーズとしては、浮世絵の伝統的な描き方、流れるような曲線で、細目。
美人画
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美人画とは、日本画で使われる言葉。
東郷は、日本画の技法を学んでいた。例の刷毛(8センチ程のの柔らかいハケ)画面をよりなめらかにする

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それにしたって、あのようにフラットに塗るのは、それなりのテクニックはある。

日本人の美人画を考えた時に、力強い筆致は邪魔であったのでは?
(解説の画家さんのコメント)

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何故それほどまでに、日本らしさにこだわったのか。
*日本人なら、こだわるのが当たり前だと思う。

例えば、アタシの、お菓子の缶やなにかに、作品を入れるという作品も、ノリやお茶の缶などにも、日本らしさが存在し、それに日本ならではの作品を詰めるという行為そのものが、日本人としての主張なのだ。

作品とは、そうならなければならない。
必ずそうなってしまう。(*゜▽゜*)ノ キッパリ
この、日本人作家としての日本の主張たるものが、アイデンティティーであり、創作者の芯の部分になる。

これが不足していると、作品が、ブレてしまう。
その作品のブレや、精神的な成長の低さのことを、見る者(鑑賞愛好や収集家)は気づく。
ということになる。

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東郷青児の絵
高級感があって、美しい。

一般の人の心にもすっと入る絵。

間口の広いキャッチーな絵を作った。
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*成功する画家としての必須アイテム「キャッチーな絵」

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大衆賞 これこそが、東郷が目指した世界に到達した証。

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二科の会長になって25年。
美術評論家たちには、彼の芸術性はとうとう解らなかった。
ということのよう。笑。
(番組的な話よ。うん。アタシの感想じゃない)

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