しゃぼんだま あおいそら
(ブログ by 芸術家 おじゃら りんご)

◆ 3369 ★ リンゴにエディショ ◆

2018.1.9.

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20180109/article264113/
リンゴにエディションかー。笑。(*゜▽゜*)ノ

この記事を読めば、確かに、価値づけということが大切になる。

アタシは、よく、自分の文章の中で、

「1円か、0円か」という話をする。
1円というのは、美術品で、0円というのは、価値ゼロということになる。

値踏みや評価をするのは作家本人ではない。
絵の扱い者(画商さん)が、価格をつけるわけで、彼らが「これは(美術品なので)、有料で引き取ります。」

という作品にならなければならない。
ということである。

アタシは、そのことを時間をかけて学んできたので、自分では販売しないことに決めた。自分でも、多少は売りさばけるけどね。
一過性のお金が稼げても、作品が美術品になる日は来ない。

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熊谷守一先生の作品なんかは、ホントウに勉強になる。
作品そのものの扱いやすさ(*)というのもあるんだけど、
作られた作品の写真などがきちんと残されていて、管理が行き届いているとか、その内容が、レゾネになって、出版されているとか。

扱い画商が、ちゃんとしているとか。
まあ、そういう、美術品たる条件が全て揃っているというところがキーになる。

* 作品そのものの扱いやすさということの説明は、

〇板に描かれた油彩画が中心で、劣化が少ない(恒久性が高い)
(先日拝見したお作品は、どれも、ひび割れなどもなく、板への下塗りが完璧で、恒久的な状態を保つような努力を、作家さんがされたという証である。)

〇大きさがそんなに大きくない
(値段的な話や、買う人の飾りやすさなど、手ごろである)

〇扱い画商さんが一流で、真贋の確認がきちんとなされる状態にある

などがあると思う。

作家としては、絵の内容が安易で、あの程度の絵であれば、複製を作れる技量の作家さんは沢山いると思うけど、本物かニセかは、識別ができるような体制であるということになる。

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この、リンゴの話は、ちょっと質が違うものだけれども、自分の集めた古い品物が、捨てられなければならなかったという現実は、無視できない。

価値がゼロのままであれば、死後は、作品は捨てられてしまう。
生きている間に、何とか「1円以上」にする努力も、画業の一つだとアタシは考えている。

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