しゃぼんだま あおいそら
(ブログ by 芸術家 おじゃら りんご)

◆ 3337 ★ 迷惑な人 ◆

2017.12.22.

知人から電話がある。
ので折り返したら、パソコンのサポートについてであった。

4分程話たが、向こうが一方的に必要な要件なので、「電話代が高いから、そちらから折り返して下さい。」
と申し出ると、「そんなにお金に困っているのか?」
と聞いてくる。
ので、
おじゃら「はい。困っています。貴方には一生わかることはありません。今、無料通話の電話は解約したので。」
と答えると
相手「それじゃ折り返すわ。そんなこと、考えたことも無かった。」

という回答。このやりとりだけで、実際、90円もかかってしまう。
私の人生には何のかかわりもないのに、このお金を私が負担するのは間違っている。

私のパソコンのサポートは有料で、一時間1000円以上は いただいているのだが、その人は、私にはお金は支払いたくないようで、いつもタダで見させられていた。


高価な品を頂いたことがあり、そのあと、ときどき無料で見てあげていたけど、そのたびに不愉快だった。

今度は、ある日、山積みになっていたアタシの絵がどうしても欲しいと言いだし 、三度ぐらい、「今は、どなた様にもお売りしていません」と断った。

が、引く力の無い人で、もう、夜の七時半を過ぎていたため、家に帰りたかった私は、面倒になりお譲りしたんだけどさ。

その絵は額にも入れられず、そのままトイレに飾られたため、アタシは激怒して、疎遠になった。


それまでは、本当に仲良くしていたのだけれども、残念だ。

ということがあってから、アタシは、絵の知識の無い人に絵を売るのはやめることにした。

その人には、悪意は無い(が無神経なだけな)ので、今までその話は伝えずにいたが、その人が、電話で、「絵を売れば、お金が入ってくるんじゃないのか?」と聞いてくるので、「今は、どなたにもお売りしていないんです。どなたさまにもお売りしていないと言ったのに、貴方がどうしてもというから特別にお譲りしたのに、トイレに飾られましたからね。
それ以来、お付き合いしてませんよね。」

と答えたら、
やっと話が通じたみたいで、「じゃ、電話切ります」といって会話は終了した。

その一件の私の心の傷は深く、画廊を閉める原因の一つにもなった。

絵は買い戻さないとな。笑。

三分ぐらいで描いた絵だからさ。
しかも、大量にあるわけで。(山積み)
その方とは、仲良くしていて、頂き物も沢山しているので、そんなに値段は高く取らなかったんだけど。


もし、値段が高かったらトイレには飾らなかったと思えば、安く売ったアタシも悪い。笑。

絵は、安く売っても、タダであげてもダメだということが学べたことは有意義だった。
作家ができることは、大切にしてくださる方に持ってもらう努力だろうと思う。
そういうために、画商さんに、良いお客さんを探してもらわないければならない。ということになる。

私が美術館を放浪しているのは、どのような絵を、誰が持ち、どうすれば、美術館に展示されるのか。という成功例の情報の蓄積のためである。

収集家が、絵を高く買ったとも思わないけど。笑。

この出来事は、私の画業の転機だったと思う。

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早速手紙を書き、絵を買い戻しにいく。と。
その絵は、もう、知り合いにあげてしまったのだという。

トイレに飾ってあったのを、トイレに入るたびに見て、欲しがったのだと思う。笑。

フツーに、トイレに飾る絵ではない。笑。
のは、見れば気づくんだけどね。

強い意志を持ち、持ち帰ってくれた方がいてヨカッタ。

トイレに飾り続けると、紙が湿気を吸って、シミができるし。黄ばんだり、ムシに食われたり、劣化が早いと思う。
くだんの絵は、画用紙に墨で描かれた作品なので、ビニールに包んだまま、額に入れておけば、相当に持つけどね。100年とか。大切にすれば、半恒久的な作品だと思う。

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翌日、早速手紙を書き、絵を買い戻しにいく。と。
その絵は、もう、知り合いにあげてしまったのだという。

来客が、トイレに飾ってあったのを、トイレに入るたびに見て、欲しがったのだと思う。笑。しかも、誰だかも思い出せないという認知症状態。

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フツーに、トイレに飾る絵ではない。笑。
のは、見れば気づくんだけどね。

強い意志を持ち、持ち帰ってくれた方がいてヨカッタ。

トイレに飾り続けると、紙が湿気を吸って、シミができるし。

黄ばんだり、ムシに食われたり、劣化が早いと思う。
くだんの絵は、画用紙に墨で描かれた作品なので、ビニールに包んだまま、額に入れておけば、相当に持つけどね。100年とか。大切にすれば、半恒久的な作品だと思う。

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わかっていたことだけれども、絵というのは、作家の手を離れたら、もう二度と、手にすることはできないものだという覚悟はしなくてはならない。


だから、手放す前に、撮影だけはしておかなければならないのである。

 

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