しゃぼんだま　あおいそら
（ブログ　ｂｙ　芸術家　おじゃら　りんご）

◆　3323　★　1年前　◆

2017.12.10.

1年前の日記（再）

2016/12/10 21:34

セザンヌのリンゴとオレンジ。

あの絵は、構図が変とか皆さんおっしゃるけど、意味分からない。みたいな。

はー。

イチゴだけには負けたくないという内心。(雑貨屋さんには、リンゴより、イチゴのグッズのほうが、量が多いというところから生まれている) この、くだらない、ライバル心は何だろう。

オレンジや、レモンについては、たいして気にならないというのに。

セザンヌの絵で一番好きなのは、サント　ヴィクトワール山のシリーズ。

バーンズさんのコレクション。

素晴らしい。

あの、薄書きの、早いヒッチの、水彩画のような山の絵は大量にあって、バーンズさんは何枚も持っていた。笑。

そんなにイッパイ買わなくてもな、、、、と思ったり。

ほかの人の所有の同テーマの作品より、彼のコレクションは、ずっと出来がいいということに、アタシは驚いたものだった。

セザンヌはピサロの弟子か。

ピサロの絵というのは、細やかな筆遣いで、良く出来た作品は、キラキラと光り輝いている。

躍動感という部分では、物足りないという感想。 老猫は、ネズミのニオイがするのか、天井裏をパトロール中。

自由である。 昔は、ルーベンスのような、劇的な躍動感の絵が優れていると信じていたけど、この前、十六枚ぐらい並んだ絵を見て、正直飽き飽きとしていた自分がいたことに驚いた。

こうなると、日本の、単調化された、ギリギリまで、不要なものを削ぎ落とした表現というものも、美しいと思えたり。 目が肥えてくるというのは恐ろしい。

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