しゃぼんだま　あおいそら
（ブログ　ｂｙ　芸術家　おじゃら　りんご）

◆　3302　★　小津和紙さん　◆

2017.11.26.

この前、小津和紙さんに、紙を買いに行った時の話。

おじゃら「日本画なんですけど、どんな紙がいいですかね。」

店員さん「そうですね。イロイロありますけど。」

おじゃら「厚塗りしても大丈夫なやつ。」

店員さん、「この辺りの紙はどうですかね。丈夫ですし、裏から彩色できるのもありますけど」

おじゃら「裏から彩色したいときにはシルク使うんで、とりあえず、和紙で、厚めにしようと思います。」

などと少し見せてもらって、結局雲肌にする。笑。
決まってたんだから、イチイチ聞くなよ。笑。

そんで、店員さんが「ドーサはどーしますか？」
と聞くので、
おじゃら「ドーサは要りません」キッパリ。
と答えると。
店員さん「ご自分で引かれるんですか？」

おじゃら「いえ、引きません。」キッパリ。

店員さん「ドーサ、、、、」

おじゃら「引かないで描きます」

それは、絵の具がにじんでしまうというのを意味するんだけど。

雲肌麻紙は、表面がフワフワしていて、ケシゴムでこすったりすると、紙がヨロヨロとほどけてくるような仕上がり。

なので、ドーサを引かないで、のフワフワに、大量の絵の具を乗せて、ぼんやりとした滲みを活かしながら一気に描く。

というのを目標に作り進んでゆきます。
もう少し安いので練習しようか考えたけど、この紙しか使わないことに決めて、一枚一枚気合いを入れようと思います。

一枚6000円ですわー。

これを、20枚ぐらいに切り分けて、
何か描こうと思います。

１枚300円。ま、こんなもんでしょ。

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