しゃぼんだま あおいそら (ブログ by 芸術家 おじゃら りんご)

◆◆◆ 3085 ★ 川端龍子展 ◆◆◆

 

2017.8.4.

まあ、落ちるとは思ってはいたが、素描のコンペも落選してしまう。
去年もそうだったけど、夏は、絵具がゆるくなって、緊張感のある線が造れないということが、今回は理解できた。
夏に書くのであれば、冷やすとか、凍らせるとか、そういう工夫をしろということのようである。
絵具の調合を変えたこともあったけど、気温の影響は大きい。

パネルを仕立てる時に、ネジドメした部分が、少し破けたりもしてしまい、そういう状態もね、公募展のマイナスポイント。
もっと、慎重に組み立てなければね。と思ったり。

もともと公募向きの絵ではないので、もう、そこは、人生から切り捨てようと思ったり。笑。

今日も、川端龍子展を拝見していて、
おじゃら「ああ、こんな絵、ふつうにキレイで、飾りやすい。色も美しいし。こんな絵しか、結局売れないのよね。」

竜「いいわねー。なかなかねー。こういう、売れる絵を描こうとすると、辛いわよねー。」

おじゃら、「それは違うよ。自分もそういう絵が好きになればさ、楽しく描けて、売れるんだからさ。そういう精神構造にならないと、画家になどなれないよ」

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お客さんは次々とやってきて、カフェは満席。
人気あるんだなー。(*゜▽゜*)ノ

気合の入った金箔背景に、花の絵なんかは、本当に良く描けているのに、紙袋の図案とか、なんかね、急いで書きましたみたいな絵も並んで展示されていて、品質の差が大きい人だなと思った。
大観だったら、それがどんなに安いギャラでも、ここまではクオリティ下がらないよなーと思ったり。

お弟子さんが描いてるとかもあるかもなー。笑。

絵というのは、精神の状態がでてしまうって話かなー。
(*゜▽゜*)ノ

勉強させていただきました。
また、記念館にも伺いたいです。



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