しゃぼんだま あおいそら (ブログ by 芸術家 おじゃら りんご)

◆◆◆ 3075 ★ 脳の発達障害の話 ◆◆◆

 

2017.8.1.

放送大学で、脳の発達障害の話を聞く。(掃除をしながらではあるが)

大筋、今までの論説と変わり、ほとんどの障害は、「神経の障害」「分泌物の過多もしくは過小等の障害」

に分類されることになった。
正常な状態に治る目途などが立たないという特徴がある。

ただ、症状を家族が理解することによって、患者のその後は大きく変化する可能性がある。

同じ行動を繰り返すという症状の子は、間違いなく神経回路が間違ったところにつながってしまっている。
それを、たとえば、洗濯を何十回も繰り返すという行動を、
洗濯する→干すという正しい活動に導くことができれば、一歩日常生活に近づくということである。

見た目、ほとんど健常者と変わらないのに、行動に問題が起きてしまう。
子供が、正しい治療を受け、前に進むこともできる場合も多いこともあるのに、家族の理解が足りないと、
健常者と同じ扱いに固執し続けたりして、子供は、勉強についてゆけず、また、同学年と同等の行動ができず、不登校になったりしてしまう。
それでも、様々な学校に行かせ続ける親もいて、そのことにも呆れ果てる。

「ウチの子をどうしてそんなに病気にしたいんですか?」
などと怒鳴られても、「オタクのお嬢さんは、症状が深刻です。専門的な治療を受けられる方がよいかと」と答えるしかない。



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