しゃぼんだま あおいそら (ブログ by 芸術家 おじゃら りんご)

◆◆◆ 3065 ★ 川端龍子 先生 ◆◆◆

 

2017.7.26.

川端龍子 先生
アタシは、最初、この人が、「タツコ」という女流画家なのかと思っていた。笑。
そうして、絵を見て、スゲーナとか思っていたら、男性だとわかり、そーだよな。と思った、、、ことがあった、、、、、、。笑。 知らないというのは恥ずかしい。(*゜▽゜*)ノ

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彼の絵、デカイ。
なので、その、実際のデカさを確認しに行かなければならない。ここが第一歩。

「鳴門」という有名作品でも、ブルーと白のコンビネーションの影に、ゴールドを少し入れて、画面の華やかさを増している。

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19歳の時から、絵の挿絵なんかを作って、その後、絵だけでは食べられないので、新聞社に入社し、取材および、挿絵などを作る。

へー。龍子先生ほどの方でも、挿絵やデザインを作ってたんだねー。「大衆に受け入れられるというのはどういうことか」を実体験で考えながら生活をしていた。

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大衆の注目を集めるには、力強く、大きな画面で描くべきだ。

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床の間を飾る絵ではなく、展覧会に見に来てもらう巨大絵画「会場芸術」に挑み始める。
見た目のインパクト、、、、エンターティメント的要素。
●大きさだけではないという内心
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●線の一本一本が、本当に美しい。
 線の美しさというのは、作家の精神の現れだと思う。

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日本画の先生が、絵を描くシーン。巨大な白皿。
そうだよねー。大きい絵を描くのであれば、ちまちま、小皿で醤油ぐらいの絵具溶いてる場合じゃないよね。笑。

アタシは、日本画は我流なので、テレビ番組の描画のシーンなどを何度も見て、実際の絵具とか、材料の置き具合とか、筆の本数、配置なんかも参考にさせていただいている。

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紺地金字一切経 紺の地の神に金でお経を書くという技法を参考にして、そんなモードを絵で表現した。

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ゲストは会田誠さん。
龍子先生の絵と並ぶと、品が無くて悲しくなる。
単体で拝見すれば、そうは思わないけど、絵というのは残酷だと思わないわけには行かない。

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スケルトンに描かれたゼロ戦。
これは、現代アートだなー。さすが巨匠。
自分が運転しているのか。。。。。。。
あの透明感は、やっぱ、技量の高さなんだろうと思う。

巨大絵を広げた時の、そのポップな色彩や、全体的な迫力というのは、やはり、才能だろうと思う。

戦争画も、直接 凄惨なシーンを描くというよりは、美しい(天女とか、植物など)品に置き換えて、その瞬間の切なさを伝える絵に昇華されている。



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