しゃぼんだま あおいそら
(ブログ by 芸術家 おじゃら りんご)

◆◆◆ 3191 ★ お栄さん-2 ◆◆◆

2017.9.18.

あ゛ー、あおいちゃんが着ている着物の、更紗風の半襟、アタシが、インドネシアのバティック ハンカチで作ったやつにちょっと似てる。(嬉) 笑。

着物は、作業着に仕立て直して、また着たい。
あの、ステテコみたいなのも作ってみよう。(*゜▽゜*)ノ
コスプレマニアだからね。

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お栄さん、英泉との不倫かー。
英泉、、、、、彼の絵はエロイ。
しかも、そんなに高くないんだよね。まだ買えると思ったのは、何年か前。
もう買えないかな。笑。

巻き返せば大丈夫。笑。版画は値下がりしてるから、いつか買える。

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お栄「私は描いてさえいれば幸せさ」

英泉「オメエの絵は、色気がなくてイケねぇな。オメエにも絵の注文が来ているらしいじゃないか。オメエの絵を描けよ」

お栄「オヤジ殿は、アタシにとっちゃ光だよ。。。。。
まばゆ過ぎて、到底届かない。それに、オヤジ殿の名で描いた方が、よっぽど高く売れるっていうのにさ(自分の名で売る必要が無い)

(吉原に行き、、、、実際に映像を見て) 夜の闇の中にも、いくらだって光と影があるだろう、 闇のお陰で、イロンな色を見せる。
この子は、今灯籠の灯で歌を読んでいるんだ。
昼には書けない歌が詠める」

英泉「俺にとっちゃ、お前も光なんだよ。クラクラする。俺はもう絵は描かねえ。お前は描き続けろ。」

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結局、大火のあと、英さんは(自分の才能に絶望し)、筆を折り、根津で女郎屋の手伝い。
自らの才を信じることができなかったということなのかな。

あんなに、絵が描けても(北斎の再来と呼ばれるほどの画力) ね。

絶望するんだから、絵の世界というのは酷である。
しかも早死してしまうなんてね。絵をやめたからだよ。うん。

この前、某画廊で、
「売れなくても、作品を作り続けるっていう才能も必要なんです」なんて話をしたよなー。とか思い出している。

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所詮、絵を描くときには、自分一人。

誰も助けてはくれない。

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おおっ。巨大なゲタみたいな品。
あの上に、座布団敷いて、絵の上に乗せて、自分が乗って書くのか。なるほどー。そうだよねー。手が上まで届かないっていつも思ってた。笑。
映像に出てくる、筆、片手に二本持ちとかね。(*゜▽゜*)ノ
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北斎クラスでも、自分の絵に満足せず、もっとイイ絵を描きたいと思っていたという記録があるというのは、興味深い。
画業というのは、そういうものだろうと思う。

良い絵か悪い絵かというのは、自分で理解できなければならない。
絵の才というのは、良い絵を描くという能力の他に、良い絵とは何かということを知る能力も必要なのである。

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