しゃぼんだま あおいそら
(ブログ by 芸術家 おじゃら りんご)

◆◆◆ 3189 ★ アルルの跳ね橋 ◆◆◆

2017.9.18.

ゴッホ。
アルルの跳ね橋。
実物見たことあったかな。たぶんあるな。笑。物凄く美しいと思った記憶があるから。
キラキラしてるっていうのかな。
うん。
今ほど目が肥えてない時期だったけどさ。(*゜▽゜*)ノ

解説者によると、「画家として最も幸せな時期に描いた絵」なのだそう。

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幻想絵画の鑑賞なんかに進めば、ゴッホの絵というのは、不思議なものもなければ、リアルでもないし、
ぶっちゃけ、下手くそに見えるっていうのかな。笑。

ゴーギャンとも、その辺りでモメて、決裂したわけだけど。
絵の自由さとか、画題とか、哲学的なものっていうのが、大いに不足しているんだよね。
だからといって、ゴーギャンですら、ゴッホの絵を否定していたわけではない。
欠けているモノがあるけれども、自分には叶わないもの(精神的な部分や、絵から出てくるもの) もあるという評価であった。

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色々な出来事があったけど、ゴッホは、やっぱり人気があるからね。
イロイロな展覧会で、2枚とか、5枚とかいう単位で見る機会が多いわけ。
あらゆる絵を大量に見続けて、絵に対する情報の量が増えてくる。
そうするとね、やっぱりいいなーって思えてくる。

そこが絵の力だと思う。

画力というのか、絵から出てくるオーラというか。

圧倒的な、絵のパワー。
絵と向き合う、まっすぐな感情が、絵から湧き出ていて、

この絵と並んだら、自分の絵はどうかって、いつも考える。笑。
並ぶ日が来るかどうかというのは、ある意味、絶望的な気になるけど。笑。

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ゴッホの絵を見るにつけ、絵が分かりづらいってことがない。
ヒマワリとかさ、種まく人、浮世絵をそのまま油絵にした作品。笑。

そう、見る人は、100パーセント、その絵が何なのか、理解できる絵ではある。
受け入れやすいというかね。
絵手紙的な安易さ。笑。

不思議なものも何もないけどさ。

画家にとって、やっぱり、大切なことは、死後でも、大切にされて、持たれ続ける。
見る者に愛され続けるって話だろうと思う。
ゴッホの絵は、セザンヌや、ピカソなんかと比較しても、見る機会が多いという気がする。笑。いやまあ、同じ数だけ来てても、他の有名画家さんの絵は、ゴッホのと比較してショボい。笑。

ので、並ぶとゴッホが勝つことが多いんだよね。
やつぱ、画家の力なんだろうと思わないわけにはゆかない。

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