しゃぼんだま あおいそら
(ブログ by 芸術家 おじゃら りんご)

◆◆◆ 3183 ★ アンソール ◆◆◆

2017.9.15.

この前、ベルギー幻想絵画展で、アンソールの絵を見た。
以前、見たことあったよなー。
アンソール展だったかなー。

何て言うんだろうな、線が揺れているっていうのかな。気持ち悪いっていうのかな。笑。
色はポップな品もあるんだけどね。あと、前見た時には結構大きいのもあったかな。

何でこの人の絵が、評価されたんだろうという謎は、それなりに残る。が、、、、。版画も大量に作ってるみたいだしね。
版画で寓話や風俗的なシリーズ、宗教画の連作みたいなのも作れば、そういう作品は買われて、他の作品も残るっていう流れなのかなと思ったりして。

ボスの作品は、ビミョーに一枚で、色の出方が、物凄く違う。これは、絵を描く順番や技法が異なるからで、この違いは、実は、絵、全体に関わってきている。
ボスの幻想絵画にインスパイアされて周囲の画家も、パクリを大量に作っているけどね、ボス程上手くもない。色も悪い。笑。
イイとこなしである。

でもまあ、ボスの絵は、そんなには無いから、安ければ、似たのを買って楽しむ。そういう風潮なんだろうと思う。本モノとして出回ることもないわけじゃなかっただろうしね。

美術館も、ホンモノと違うサイズであれば、絵の模写を認めている。
画学生は、美術館で模写した名画を売って、生計を立てて、絵の力も上げてきた。絵の関係者を囲むインフラも整っているということになる。
そういう意味では日本は美術館が混み過ぎているし、狭いので模写は禁止である。メモ書きのようなスケッチでも、模写と言われて怒られる。

あれは、改善してほしい。

アタシは、プラドで(快楽の園)ホンモノ見た時には、まだ、大学生で絵を描いていなかったから。笑。
まさか、自分が画家を目指すことになるとはね。あはは。

ホームステイしていた家の壁に、油彩の複製画が掛けてあって、これは一体いくらだったんだろうというのが気になった記憶。笑。
アタシも欲しい。

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