しゃぼんだま あおいそら (ブログ by 芸術家 おじゃら りんご)

◆◆◆ 2879 ★ 宮本三郎先生のニセ絵 ◆◆◆

2017.2.14.


待望の、宮本三郎先生のニセ絵が届く。ニセ絵だよ。ニセ絵。笑。 地方のお金持ちは、自分で真贋を確認する手段に乏しいし、有名作家先生の絵は欲しいという、情報量と金回りの不均衡により、ニセが横行するという時代があった。 この筋の品物のポイントは、値段が安ければ、別にニセでも構わない。という部分だろう。笑。 引き込むものの無い絵だから、本物じゃないだろうというのは、見ればわかる。 ただ、油絵ではあり、印刷ではないみたいだし、額や額の箱も立派なんで、それは自分用に使うことにして。 この絵は、加筆するなり、晒すなりということになると思う。 アタシは、画家の人生なんかの研究もよくしている。 以前おつきあいのあった額縁屋の社長さん。(定年廃業) インテリア専用の画家先生というのが、地方には点在していて、そういう先生から、絵を回収して、東京で売りさばく行商というスタイルのビジネスがあった。

額縁屋のオヤジは、気に入れば、全部引きとったと語る。 アタシは、その引き取り価格も知っている。

今回の絵は、そういう類の絵のように見える。

サインも似てるけど明らかに違うし。裏にかいてあるサインも、力がない。

良くできた絵というのは、こちらも嬉しいので、裏にサインを入れる時には、結構力が入ってしまうものである。 いつも思うこと。「絵の良し悪し」というのは、ホンの僅かな差なのである。

だけれども、その小さな差について知ることを怠れば絵は良くならない。良くならなければ光が当たることもない。 アタシのコレクションは、低予算だからね、まあ、立派とは言えないけど、楽しんではいるかな。

そのうち本物来るだろうし。 裸婦がいいなー。晩年の、宝石みたいにキラキラしたやつ。

できれば三人ぐらいの、パーっと華やかなやつ。

と日記には書いておこう。 この絵には、記念に、ピアスでもつけておくか。笑。 まさか皆さま間違えたりしないと思いますけど、写真はアタシのです。笑。(* ゜▽ ゜*)ノ

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2017.2.14.

ちょっと油断して急ぐと、墨が広がりすぎて絵が汚くなる。
けれども、乾燥しすぎると面白くない。
という行ったり来たり。
薔薇も大分短くなりつつ、まだ描かれている。

216円のコスパ、ハンパないわね。笑。(* ゜▽ ゜*)ノ

 

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