しゃぼんだま あおいそら (ブログ by 芸術家 おじゃら りんご)

◆◆◆ 2955 ★ 大好評「落語家さん」との不毛な会話 ◆◆◆

2017.4.24.

この前、落語家の寿伴(ジュバン)ちゃんが、ウチにお茶飲みに来てた時の話。

彼も芸人なので、不要な茶道具一式を差し上げ、カンタンな茶の点て方を教えてあげる。(アタシは作法は教えられませんが、泡立て方の基本だけ)

それから、茶を飲み終えたときには、泡を音を立ててすすり、主に、茶を飲み終わったよと合図を送るとかね。

茶碗をなぜ、半分くるくると回すのかとか、そんな話をする。

知らないというのは、恥ずかしくはない。
知らないことを知っているという方が、ずっと恥ずかしい。

ただ、学ぶ機会があれば、学び、
もっと学びたいと思えば、どんどんと知ることができるのが現代である。
機会はいくらでもあったのに、いつまでも知らないというのも、やはり恥ずかしい。

アタシは、そのときに、古今亭志ん生の井戸茶碗の話を音声本で聞いたところだったので、井戸茶碗の話になる。

この話は、多少なりとも、茶の作法を知らないと、意味が分からない。笑。

オジャラ「ジュバンちゃんさ、井戸茶碗、見たことある?」
寿伴「いえ、ないです」
おじゃら「アタシもないけどさ。でもね、その茶碗が、どんなものか分からないとさ、アナタは、それをお客さんに話して、笑い取らなきゃいけないんでしょ。一度ぐらい見ておくといいわよ。」

とかいう話。笑。
落語には、茶碗やら、骨董の話も良く出てくる。

百聞は一見にしかず。
今、国立東京博物館で茶の湯展開催中です。
井戸茶碗も、本物が並んでいるらしいですから、
まだ、ご覧になったことがない方、是非、一度ご覧になってみてくださいね。
個人的には、「へーこれが」
という感想ですが。
アタシも、「井戸茶碗風」を一つ買ってみました。ええ。大切なことは気分が楽しいことです。

 

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