しゃぼんだま　あおいそら　（ブログ　ｂｙ　芸術家　おじゃら　りんご）

◆◆◆　2941　★　画家さんとの会話　◆◆◆

2017.4.12.

本日の画家さんとの会話。
おじゃら「どんな絵描くの?」
画家さん「スマホでも見ていただけますか?」
おじゃら「見させていただきます」

画家さん「洋服に、ペイントしているんです。」
おじゃら「え、アクリル?布用絵具にアイロン?」
画家さん「布用です」

おじゃら「これってこれって売れるの?」
画家さん「・・・」

おじゃら「絵が売れない時にはね、美術館で一流の絵をたくさん見て歩くといいですよ。」
画家さん「・・・・」

おじゃら「あなたの絵は、パワーあるけど、いい絵をまだ見たことない感じ。そういう一流の作品の良さがわかると、作品に出てくるからね。横山大観の絵とか、いいと思わないでしょ。」

画家さん「はい。」

おじゃら「ね。絵の価値っていうのは自分で決めるものじゃないから。

でも、大観先生の絵をいいって言ってる人がいっぱいいるわけでしよ。

だからね、良さがわかるまで、アタシも何度も通ったの。だいぶかかったけど、今は、良さが分かる。（わからない絵もあるにはあるけど）

そういう、審美眼の成長は、必ず、あなたの絵の中にも出てくるから。コツコツと、見て歩いてみてくださいね。」

というような会話。
厳しい話に聞こえるかもしれないけど、自分の絵の良し悪しについて、何事かのコメントをしてくれる人など、どこにもいないのだ。

ロープ貼ってあって、「閉店」の張り紙をしてある場所に勝手に押しかけてきたのだから、アタシは、この人に、この話をどうしてもしなければならない。そのために、彼はここに来たのである。

この話は、誰にでもしているけど、また来る人もいれば、二度とこない人もいる。(*゜▽゜*)ノ

　

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