しゃぼんだま あおいそら (ブログ by 芸術家 おじゃら りんご)

◆◆◆ 2933 ★ 今朝の不毛な会話 ◆◆◆

2017.4.6.

今日、ナンシーが、閉店の話を聞いて駆けつけてくれた。心配してくれてありがとう。

アタシ的には、気持ちの整理がついたし、ここにいると、嫌がらせの記憶のフラッシュバック(何人もの男に、店を蹴られる、ゲロ、自転車に穴、ショーウインドーに汚水をかけられる、絵を表示しているモニタの前に「変たい」という落書きその他)が、ホントウに辛いので、こんな場所、早く引き払うほうがの絵のためだろうという話で落ち着く。
もう、近隣の店で小さい音が鳴っても、心の傷が深くて、店の中にいることが耐えられなくて、別な場所に移動して、作品を作るという生活になってしまった。

店の前にロープを張ってからもう二年になる。

昨日は、昭和サロンのマスター、今日は、千住芸術村の加賀山さんとも、廃業の話をしなければならなかった。
どの方も私を応援して下さっていたのに、思い半ばで、こんな形で閉店しなければならないことが、ホントウに悲しいです。

近隣の店の爆音に、なん何年(四年ぐらい)もガマンしてきたけど、営業再開の願いを、切実に、やっと書いた手紙を「紙ヒコーキ」で返してくるという、加害者の精神状態は正常じゃないからね。


最近は静かだけれども、画廊の営業は、広告費を沢山使うし、借りていただいたお客様に説明がつかないからね。
会社には責任があるから。

今はいくら音が小さくても、外にスピカーがついたままなのであれば、近隣の店の店主の機嫌次第で、爆音は繰り返されて、それは、いつ始まり、いつ終わるかも分からない。

私は、絵が描ければ、どこにいても幸せです。
ギャラリーを設立するお金をだしてくれた母には、ホントウに申し訳なくて涙が出ます。
でも、ここがあったおかげで、知名度は物凄くあがりました。


感謝とお詫びの言葉しかありません。

絵は、自分で売るものではありません。
そういうことが理解できたことも、ここがあったおかげだと思います。
絵というものは、よくなれば、必ず光りが当たる日がきます。
もし、ヒカリが当たらないのだとすれば、それは、絵が悪いからです。他の理由はありません。
売れるというところがゴールではないんです。

ホントウに良い絵になる。
それだけが、願いです。

今ある苦難など、絵が悪いことに比べればどうということでもありません。

 

 

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