しゃぼんだま あおいそら (ブログ by 芸術家 おじゃら りんご)

◆◆◆ 2812 ★ クラーナハ、ふァンエイク ◆◆◆

2016.12.10.

***********

今日、目黒区美術館に行こうと思ったら、痛恨のぐるっとパス忘れ。
なので、クラーナハ(3回目)
ちょっと疲れていて、寝てしまう。
早く帰ろう。(* ゜▽ ゜*)ノ
とか思いつつ、陶芸の生徒さん展で散財。(* ゜▽ ゜*)ノ
仕方ない。

 

*******

ヴァンダイク 。 ファンエイクと読む人もいる。
イギリスの肖像画家。
テレビで見た話によれば、顔だけは特に力を入れて、あとのところは、物凄い早いヒッチで書かれている。
レンブラントは、それを継承したなというのが感想。
王家の肖像画家になれば、ほかの人は、こぞってその画家に描いて欲しがるからね。天皇家御用達とおなじような話なんだと思えば、つじつまが合う。
クラーナハもそうだけど、暗い背景から、一気に肌色を作り上げ、陰影、目鼻の描画を作るテクニックは、基本的な描画がそうとうできるという上に成り立っている。

 

コメント

A川「A川 「  ダイクさんは、黒い簡単な服を着ている絵を描く人で、インパクトはないけど、特徴はあるという印象。ただ、構成力というかデッサン力があるから、力強く単純な絵が描けるのかなとは思います。
彼は代表的な肖像画家で、レンブラントが印象派的な描写をしたのに対して、職業画家に徹していたと思う。

りんご「ヴァンダイクって、ルーベンスの弟子だったんだ。へー。

 

**********

ルノアールの絵。
「幸せの画家」
多くの女性を描いた、肖像画家。
ついに、神話的なスケールにまで及ぶ。
晩年はリウマチで、手が思うように動かなくて、手に筆をくくりつけて描いたという話は有名。
「自分の絵を見る人には、楽しい気分になってもらいたい」
画家の絵というのは、筋道である。
アタシは、ルノアールの絵で、画家としての、多岐に渡る筋というのを学ばせていただいた。
彼の絵は、賛否あるけれども、ホントウに美しい。
その絵は、彼だけの絵であり、追随するものもいないという独自性も興味深い。
この先もっと、価値が上がってくると思う。

*****

コメント

A川 「  まえに国立新美術館のルノアール展に行った時、同じ構図の絵が何枚かありました。同じように描いているけど、仕上がりの良し悪しがあって、きっと納得がいかないんで、何枚も描いたんだなあ、と思って感動したのを覚えています。
ルノアールは作品の当たり外れの激しい画家で駄作もたくさん描いてますが、その上で傑作ができたのだなあ、と思いました。
 

りんご 「  同じ画題を何度も描くというのも、画家の才能でしょうね。薔薇や肖像画は売れますからね。

 

A川 「  モネなんかは、飽きないで同じのをたくさん描いてる気がするけど、ルノアールは、失敗作だから何回も描いてる感じがする。
昔、日本にあるルノアールの絵は、失敗作ばっかしだったから、つまんない作家だと思ってた。

1998- Rica's Bar WEB SITE & Since 2003- Atelier Ojara.

Copyright (C) All Rights Reserved by Rica Ojara Manzana.

おじゃら りんご official website

-------