しゃぼんだま あおいそら (ブログ by 芸術家 おじゃら りんご)

◆◆◆ 2914 ★ 相田みつをさんの書◆◆◆

2017.3.21.

相田みつをさんの書。

ちゃんと拝見したことがなかった時代にはバカにしてたけど、
美術館に一度足を運んだ時に、すっかりファンになった。

機会があれば、行くようにしている。
行けば、心が引き締まり、勇気を頂いて帰ってくる。

昨日は、「アタシは、何故、みつを先生の作品に惹かれるのか?」
を考えながら回る。

やっぱり、その、精神性になんだろうと思う。
清廉潔白な生き様が、書や詩に現われていて、
見たものの心を引き込むのである。

純粋な心の道筋は、多くの人の心を動かし続ける。

私は、相田先生の書の悪口を言う人には、
美術館に行くように勧めている。
それでも悪口を言う人は、ヒガミなんだと思うことにしている。

商売なのであれば、稼いだ者の勝ちである。
昨今の書道であんなに稼いだ人(金額は解らないけど、カレンダーやポストカードの売れ具合を類推すればの話)も知らないし、
ウチのトイレにも、飾ってあることを考えれば、
ものスゴイ額だと思う。

次々と、その書を見るだけのために、館を訪れ、
みんなニコニコと、あるいは、頷きながら、
書と向かい合っている光景を見ると、
書道展とは随分と違うなとも思う。

自分の書になっていることが、やっぱり大事なんだろうと思う。
絵と同じなんだよなー。(みつを風に 笑)

 

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