しゃぼんだま あおいそら (ブログ by 芸術家 おじゃら りんご)

◆◆◆ 2632 ★ 頭の良い人ほど怠ける ◆◆◆

2016.8.18.

頭の良い人ほど怠ける。思考していることが多い人ほど体を動かさない傾向が判明(米研究)

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http://karapaia.com/archives/52223210.html

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記事が消えてしまうことが普通なので、内容転載させていただきます。

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以下転載

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常にぼーっと何かを考えている人はその言い訳に使えるかもしれない。最新の研究によると、知的な人ほど思考に没頭して退屈することがないらしい。考えに集中するあまり体を動かさないライフスタイルを送っていることが多いそうだ。ただし運動不足による寿命への影響が懸念されている。

 『ジャーナル・オブ・ヘルス・サイコロジー(Journal of Health Psychology)』誌に掲載されたアメリカ、フロリダ・ガルフコースト大学の研究者らによる研究では、「認知と肉体活動との関係は人間の経験に関する重要な論点であり、その相互作用は寿命にまで影響する」と説明している。

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思考型の人間は自分の精神に刺激を与えられるので退屈しない

 この研究は先行研究の結果を裏付けるものだ。例えば過去には、非思考型と思われる人間は簡単に退屈しやすく、それに付随するネガティブな効果を経験することを明かした研究がある。

 しかし、”認知欲求”が高い人は自分自身の精神に刺激を与えることができるので、そうした傾向にはないという。したがって、高認知欲求の人は精神的に楽しむという点で満足している一方、低認知欲求の人はすぐに退屈して、それをネガティブなものとして経験する。

 今回の研究チームは、60人の学生の被験者を対象に従来から存在するアンケートを行い、認知欲求のレベルを評価した。アンケートでは、「問題への新しい解法を見つける作業が好き」や「単純な問題より複雑な問題を好む」といったような質問を通して、骨の折れる認知行為に感じる喜びなどを明らかにする。

 その結果に応じて、被験者を思考型と非思考型に分類。

そのうえでアクティグラフ(体の動きを記録する装置)を身につけてもらい、1週間にわたり活動レベルを記録した。

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 その結果、思考型の被験者は非思考型と比べて活動レベルがかなり低いことが判明した。

 一方、週末の日曜日では両グループに有意な差異がないことも明らかとなった。

研究者によれば、この”週末効果”は被験者が大学生であることに起因するかもしれないという。

心理学の研究では大学生を被験者として利用することが非常に多いが、その行動や習慣は一般的な成人というよりも若者の特徴を示していることも考えられるのだ。

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体を動かさないことの悪影響を認識できるのもまた知的な人

 知的であるがゆえに体を動かさない人はそれによる悪影響も受けているかもしれない。

その対策の武器になるのもやはり認知だろう。

怠けがちな傾向とその悪影響をきちんと認識した場合、思慮深い人なら体を動かすことを選ぶだろうから。

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知的な人は他人との交流が増えると幸福感が下がる

 なお別の研究からは、非常に知的な人は他人との交流が増えると幸福感が下がることも明らかとなっている。”幸福のサバンナ理論”は、初期の人類を満足させた要因は現代においても当てはまると提唱する。

すなわち、狩猟採取時代の人類は現在よりもはるかに小さなコミュニティで十分満足していたのかもしれないということだ。

via:dailymail/ translated & edited by hiroching

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