しゃぼんだま あおいそら (ブログ by 芸術家 おじゃら りんご)

◆◆◆ 2775 ★ K君との不毛な会話 ◆◆◆

 

 

2016.11.13.

芸術家 K林君との不毛な会話
(彼は都会に慣れていない)

********
【そのT】


オジャラ「北千住駅でピックアップするから」
K林 「 電車降りるんですよね」
オジャラ「降りないと浅草まで行っちゃうよね」
K林 「 そうですよねー」
オジャラ「ホームでね」 
チーン。


【そのU】


オジャラ「あ、小林君と、アタシの靴、同じだね」
K林 「 オジャラさんもクロックスですか?」
オジャラ「アタシのは350円」
K林 「 僕のもニセです」
オジャラ「芸術家はビンボーねー。www」
チーン


【そのV】


オジャラ「重いから握り飯、自分で持ってくれる?」
K林 「 え、中身なんですか?」
オジャラ「梅と、トリニクの缶詰のスパイシーなタイのやつ」
K林 「 僕うめぼし食べれないんです。帰りの電車の中で食べても良いですか」
オジャラ「うーん。好きにしてくれる? 今度から塩むすびにするわ。」
K林 「 はい」
●今日の教訓
前にも別な男性で、こういうことがあった。若い人は、梅干食べられないのねー。具は、別にしよう。@握り飯
最近の若い子は、無理して嫌いなものを食したりしない。
チーン


【そのW】


K林 「 おじゃらさん、僕と美術館に行ったりして、旦那さん大丈夫なんですか? 」
オジャラ「別にホテル行くわけじゃないしね。デートじゃいないし。」
K林 「 そうなんですねー。」
オジャラ「だって、アナタ、一人で目的地に行けないでしょ」
K林 「 ハイ」
オジャラ「仕方ないじゃない」
チーン


名画 > 性別 


絵の優先順位は、アタシの人生の中でもっとも高く、それ以外の情報は重要ではない。


【そのX】


おじゃら「小林君、今日五箇所廻ったじゃん。どの絵が一番印象に残った?」
K林 「 クラーナハの、サロメの絵の、男の首の断面ですね」
オジャラ「はぁ ???」
K林 「 あの絵のことが、頭から離れません。あの映像はどうやって描いたんですかね。実物見たんですかね」
オジャラ「そりゃ死体解剖したり、ブタとか馬の首カットしたりしたって、そんなに違わないよ。」
チーン


【そのY】

ダリの絵を見ながら
K林 「 この絵、男根じゃないですか?」
オジャラ「ああ、そうかもね。」
K林 「 有名な人でもこんなのあるんですね。」
オジヤラ「ゆうめいになった人は、みんな描いてるよ。アナタも描けばいいじゃん」
K林 「 はい」
オジャラ「恥ずかしいんでしょ。恥ずかしがってる場合じゃないのよ。芸術家なんだろ?」
K林 「 はい。頑張ります。おじゃらさんはどうなんですか?」
オジャラ「アタシの裸婦は、陰毛「薔薇模様」だから。あんまり直接的なのはねー。品がないし、上手い人が沢山描いてるでしょ」
アタシの絵、エロスを感じないとよく言われるけどな。褒め言葉だよね。うん。
チーン

********

いやー。笑った。

 

 

 

1998- Rica's Bar WEB SITE & Since 2003- Atelier Ojara.

Copyright (C) All Rights Reserved by Rica Ojara Manzana.

おじゃら りんご official website

-------