しゃぼんだま あおいそら (ブログ by 芸術家 おじゃら りんご)

◆◆◆ 2594 ★ チェキのフィルムが届く/手漉きの和紙 ◆◆◆

2016.7.21.

今日は、チェキのフィルムが届きました。

チェキもおまけです。(* ゜▽ ゜*) 竜さんにあげよう。

(ま、すぐに飽きるとおもうので、それまで貸与だな。笑。)

早速撮影したい気持ちにかられますが、新作リンゴが完成するまではガマンします。(* ゜▽ ゜*)ノ

あ、葉っぱつけないと。どーすっぺ。

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半紙や墨の話。

ウチには、イロイロな人が来る。

中には、書家も来る。

今まで、小さい作品は一階で作っていて、書道道具は、机の上に常設されていた。

アタシが、不毛なる書き物を作ったりしていたとき、書家の人が訪ねてきた。

その人は、中国人で、今は日本人になった。

実家は、父も兄も有名な書家で、何とかいう会の会長さんらしい。

彼は、日本で習字などを教えたり、自分の書を売ったりして

そのほかにも、建築業をして生計を立てている。

彼から教えていただいたことは、

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●手漉きの和紙の見分け方。

それから、高い墨の見分け方である。

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アタシが使っている書道道具は、ほとんどがもらいもの。

A アトリエを居抜きで買ったときにもれなく付いてきた巨大硯

B 父が中国を訪ねたときに買ってきた、ホテイ様の蓋付き硯

C テレビで柿沼先生の書道の番組を見て、「赤間の硯」がヨイと話されていたのでヤフオクで落札した品。

現在は、三つを並べ、濃い墨、灰色、水を入れて使っている。

(という事情から、創作スペースが二階に移動する)

そんでもって、アタシが、たぶん、父が中国から買ってきたか、アトリエ居抜のもれなく書道道具のセットのどちらかで入手した墨を、フツーに使っていたら、「この墨は、スゴイいい墨だ」

などと申し出てくる。

オジャラ「へー、高い墨と、安い墨って、どうすれば解るの?」

書家「ほら、触ると、柔らかいでしょ。墨の粒子が細かいんだよ。」

オジャラ「おおっ。ホントだ」

それから、過去に描いた書なんかも見てもらうと、

書家「この紙はどうしたんだ」と聞かれる。

オジャラ「ああ、父親が、アタシが小さいときに、二千枚ほど買ってきて、そのままだったのをボチボチ使っている」

と話すと、気絶しそうになっていた。

書家「この紙は手漉きだよ」

オジヤラ「へー。機械だとずっと思ってた。どうして解るの?」

書家「手漉きは、スダレを使うから、その、スダレの跡が、漉いた時に残るんだよ。」

オジャラ「おおっ。そうすると、透かして見て、筋があるのが、手漉きで、無いのが機械なんだ、、、、。」

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というように、無駄話をしながらも、確実に、イロイロな知識がついてきて、それは、私の創作の中にちゃんと入ってくる。

さまざまな事を教えて下さる、全ての方に感謝します。

いつもありがとうございます。

写真は乾燥中のりんごちゃんです。

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