しゃぼんだま あおいそら (ブログ by 芸術家 おじゃら りんご)

◆◆◆ 2588 ★ 花森安治先生 ◆◆◆

2016.7.19.

花森安治先生。

暮らしの手帖、編集長。

へー。両方自分で作ってたんだ。

昔のヒトつてすごかったね。

この方の絵は、世田谷美術館で図録を拝見して知っていた。

図録は高くて買えなかった。

ゲストの女の子。自分で雑誌を出版。笑。絵も文も自分で作っている。なるほど。その手があったか。笑。

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この方の作品は、無難に明るく美しい。日常のモチーフをステキに描いており、行き過ぎていないところに共感が持てる。

初期は、原画が手書きだったからね。作品が残っているというのもいい。CGには原画がないからね。

後半、写真をコラージュした作風にシフトしてゆくんだけど、それも素晴らしい。なかなか、あんな風には作れないというのが私感。

自分が編集長なら、干される心配もいらないもんね。笑。

おおっ。やっぱり、この方も、一人でも本は作ってたんだ。

(雑誌を手がける前段階)

まあ、才能というものはそういうものだろう。

「美しいものは、いつの世でも 

お金やヒマとは関係がない。

みがかれた感覚と、毎日の暮らしへの、

しっかりとした目と、

そして絶えず努力する手だけが、

一番美しいものを、

いつも作り上げる。」

今思えば、知的な雑誌だった。

昨今の、化粧品の広告だらけの、内容の無い雑誌が、

低迷するのは仕方の無い話である。

ボタンが取れると、服捨てちゃうっていう時代だもんな。

考えさせられることは多い。

後半は後にして、ギャラリーに出かけます。

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