しゃぼんだま あおいそら (ブログ by 芸術家 おじゃら りんご)

◆◆◆ 2580 ★ ヒロ・ヤマガタ ◆◆◆

2016.7.13.

昨日、アメーズミュージアム→煙草と塩

本日、銀座の画廊を少し流し、山種美術館へ。

毎日忙しいです。

椿 椿山 ・池大雅 ・狩野派・期一など、名画ゾロゾロで堪能致しました。

レポはまた今度で。

ぐるっと巡礼は、今後は当分先になる予定です。汗。

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2016.7.14.

本日。ヒロ・ヤマガタのポスター(印刷)を頂いたため、

少し磨く。

バイト先に寄付しよう。笑。

外で、額縁を磨いていると通りがかりの人。

アート好きらしく、ヒロ・ヤマガタの絵の話で盛り上がる。

オジャラ「この絵、いくらだと思います?」

通りがかり「いやー、お高いんでしょ」

オジャラ「いやーん。印刷ですよぉ。しかも、頂き物なので、プライスレス。」

通りがかり「ゼロえんつてね」

オジャラ「まあね、(印刷とはいえ、)タダってこともないでしょうけどね。銀座で額付き3000円(シルクでした)とかいうのも見たことありますよ。あれには気絶しそうになったよ」

通りがかり「この方、少し、心を病んで、暗い絵になったことがあったんですよね」

オジャラ「へぇ。そういった類(ヒロ・ヤマガタが描いた暗い絵)の絵は見たことないですね。勉強不足で申し訳ありません。」

とかいうくだらない話が延々と続く。

この方は、いくつかというか、結構作品は持っている風だつた。

通りがかり「僕は解りやすい絵しか持ちません」

オジャラ「ああ、そうでしょうね。それが一番ですよ」

アタシは、一部、こわれかけている額縁を仕立てなおしたり、汚れている表面を磨いたりしながら、そんな話をする。

あんなに売れても、心を病んでしまうというところは驚きである。

絵というのは、売れなければ、タダのゴミである。

それでも、どうかしらね。バブル時代の詐欺まがいの販売方法には問題はあった。

「ミニスカ ボリス系画廊」←オジャラ銘。

厭まあ、商法的には何ら問題はないんだけどね。

画家本人には、そんなにはお金ははいらなかっただろうしね。

それでも、ものすごい沢山作品を作った人であった。

彼の絵を見つめて、やっぱ、この絵は描けないなと(自分の絵と比較して)内心嫌な気持ちになる。

考えてもしょうがないから、山積みになってる、絵のスキャンしますよー。(* ゜▽ ゜*)


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コメント

イザベル「 ヒロ・ヤマガタ、一時ハマったことあります。心を病んでしまったことがあるとは知りませんでした。

りんご「ですよねー。あんなに売れても、画家は幸せじゃないんだって思うと切ないです。(* ゜▽ ゜*)

墨、水干絵具、和紙

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