◆◆◆ 2329 ★ 図書館を狙っている?  ◆◆◆

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2015.10.26

1冊64800円で96巻も販売中の”亞書”シリーズの考察が話題に! 国会図書館に登録されているが著者も出版社も正体不明

亜書の考察


考察を要約すると、
亞書というタイトルの本は、
Amazonでしか販売されておらず、
64800円という高額で売りだされている。

96巻まで売りだされているが、全て1点ずつしか売り出されていない。

作者名は「アレクサンドル・ミャスコフスキー」とされている。

しかし調べてもそれらしき人物は出てこない。

ロシア語で検索すると、同姓同名が多すぎて探しようが無くなる。

出版社は「亞書刊行會」という会社だが実在しない会社のようだ。

この本は国会図書館に登録されている。

正式名称は『Книга "?"』なのだそうだ。

Книга は書物という意味で、?はヘブライ語で「アレフ」だ。

『アレフの書』と訳すことが出来る。

この本は2つの出版社が登録されている。

出版社はユダ書院。

ユダ書院からは各言語に翻訳された聖書が出ている。

もうひとつの出版社は、りすの書房。



「代償金」目当ての行為なのであれば、高額な値段と大量の巻数も納得がいく。

りすの書房

ホームページが存在しているのだが会社の概要を見る限り、無店舗型である。

会社の住所を検索するとグーグルマップではなぜか床屋が出てくる。

ホームページは一見、ショッピングサイト。

「入水そと」という人物の作品が多い。

この一人の人物のショッピングサイトかもしれない。

国会図書館に問い合わせてみる。

実物は納入されているが、今は見せられない状態だと返答が来た。



りすの書房にも問い合わせてみる。

するとPDFで5ページ分、本の内容が送られてきた。

Книга "?" Александр Мясковский (1893-1930)

作者は故人と記されている。

中にはギリシャ語のようなものが書き綴られていて内容はわからない。

ユダ書院の実在も確定できないまま。

りすの書房のサイトに亜書が存在していない

⇒ 本としての体裁を為している既成事実を作るためでは?

何故、既成事実を作る必要があるのか

⇒ 国会図書館に納入させるためでは?

「代償金」目当ての行為なのであれば、高額な値段と大量の巻数も納得がいく。

この話題に対する反応


・亞書は「こういう謎の存在を日本人はどう扱うか」って言う実験だったりして。

・りすの書房…ユダ書院…同じところだった。ていうか記事にこの聖書(聖書?)のことも書いてあった。

・作者も出版社も情報がなく高額で大量な巻数で売り出されたという「亞書」って本の話題を見かけた。 考察が面白い。 こういうこともあるのか。

・亞書の出版意図が国会図書館納入制度の悪用(?)というのはなんとなくわかったが、現物に羅列されているというギリシャ語やロシア語の配列のほうの意味、というところで行き詰っている感じかな。

・マネロン目的にしては派手すぎるし、詐欺目的にしては地味すぎるし、何だか不気味やなあ

・巷で話題の亞書が興味深い。 代償金目当てとかそれっぽい考察があるけど、どうなんだろうか。 バス無線暗号スレ以来、久々にネットでワクワクしてる。

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なんか、スゴイ記事だよね。(*゚▽゚*)

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