◆◆◆ 2281 ★ 蔡國強 現代アート 横浜美術館。 ◆◆◆
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2015.8月17日 蔡國強 現代アート 横浜美術館。 1856年来日 高さ8メートル、横24メートル
夜桜 最大級の火薬の作品 まず、マジックで下絵、墨絵を作る。 今度は、墨の部分をスタッフが切り絵のように切り取る そして、火薬を撒く。 切り絵をとりはずし、さらに、火薬を撒く。 先ほどの切り絵をかぶせ、また、火薬を撒く。 厚紙、段ボールを置き、火薬に火をつける。
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爆発。 消火し、水を含ませたコットンなどで完全に消化、 厚紙をはずすと爆発した絵が表れる。 火薬の種類などにより、威力や爆発のタイミングが異なる。 思ったように作れないというのが、また、創作の醍醐味。 火薬を平和的に使いたいという思い。 −−−−−−−− 岡倉天心は横浜出身。 大観の桜の絵のように。 |
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テラコッタ 素焼きの朝顔 ( 美術学生に作らせる ) 火薬を乗せて爆発させ着色 白磁×火薬 。。。。。。。。。 壁撞き 99匹のオオカミのレプリカ。 ベルリンの壁を想定した透明の壁に、オオカミがぶつかって、越えられずに倒れる。 |
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特別展示、戦争と美術。 戦後70周年記念 行けるかな―。(*°▽^*) 横美のコレクションは、毎回見るけど、ホント素晴らしいと思う。 私立の美術館としては、別格。 駅からも近いし。 最近は、商業ビルが隣接し、旨い店も沢山。 −−−−−−−−−− 絵画はウソつける (山田五郎さん談) ⇒ 絵画は演出できる (テレビ事情による表現)
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先日行ってまいりました。 9/15頃と思います。 震えました。 展示されていた作品は、まあ、こんなもんだろうというクオリティですが。(火薬の一発勝負なので) 彼のアーカイブが、映像で流れていた作品は、素晴らしかったです。 彼は、来日したときに、「日本には画商が3000件もあるのだから、チャンスも3000回あると考えた」のだそうです。所が、いくつかの(たぶん、どの画商にも)画商に断られてしまう。そうして、「この(平面を売るという)方法ではダメだ」 と気づいたのだと語られていました。 その翌年、舞台装飾の学校で学び、爆竹を利用したアートもスタートしたのだというくだりがありました。 そう、平面だけではダメなんです。 彼は、建物などに火薬を仕掛けて町を彩るというパフォーマンスも手がけますが、最終的には、火薬を使った平面作品を現金化して、稼いでいると感じます。 大事なことは、見る人をアっと言わせる作品の力だと学ばさせていただきました。 まだ会期あると思いますので、まだ、見たことがない方は、ぜひ足を運んでみてください。 |
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