◆◆◆ 2261 ★ 日本の手仕事  ◆◆◆

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日本の手仕事-2

沖縄。

紅型 王族が纏う衣装。その後民間に広まる。

青は海の色。



色は、鉱物を砕いて作る顔料のため、退色しづらい。

粒子が粗いので、生地の表面にのこるので、光を反射し、美しい輝きを伴う。

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琉球絣

沖縄の織物。簡素な模様。

果てしなく薄く軽い(南国だからね)

絣の文様は沖縄の身近な風物

水の流れ ミジグウアー

馬と荷台をっなぐ ぐわんかきー 

徳利   トックリビーマ

ホタル ミィーツジン

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柳は、沖縄に行ったときに、借金までして、絣の古着を買い集めた。

柳が集めた三百五十点の紬は、このあと、焼土となった沖縄を語る重要な資料となった。

くくり染のやえやま上布 

チョマ 麻の一種。四十日ごとに収穫できる。表皮の裏の僅かな繊維を使って

織物を作る。今は、防染部分はビニールでくくる。

シマアイと呼ばれる地元の藍で染める。

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税金は、布で収めていた。

琉球女性の織る絣は江戸や京都などで人気があり、

政府(薩摩藩)は、見本帳を配布して流行りの柄を織らせた。

琉球の女性は、機を織るということに、自信と誇りを持ち、布作りに取り組んだ。


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そうだろう。布を織っている時間というのは、楽しいだろうと思う。

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*紅型の帯欲しいなあ。(笑) ま、そのうちに。

(私は花紬のコレクターなので、セオリーによれば、帯は染物。)


最近は着物も着てないけど。夏は暑いからね。

小鹿田焼き。初めて見た。まあ、見たことはあるんだろうと思う。

意識したことがなかった。

粗野な感じもするけど、キラキラと宝石みたい。

ああ、あの、白地に、彫ったような部分が黒いのは見たことある。

へぇ。一子相伝。十戸の集落が、共同で窯などを運営。

まあ、なんでもいい。結果が全てである。

ぶっちゃけ、工程も、材料も、作る人の性格も重要ではない。

作品が良ければ買う人が出てくる。そこだけである。

材料がいいと、長持ちする場合が多い。別段、安い材料でも長持ちするものもある。

作品というのは、息が長くなければならない。

陶芸と言うのは、破片になったとしたって、四百年も、五百年も持つものであり、逆に、

破片を残さないことは難しい。

外部からの職人は絶対入れない。家族でやる。

伝統が守られてきた。

まあ、伝統も、どうでもいい。

手に取った時、欲しいと思い、買うかどうか。ああ、こんなの、欲しいわね。

今買うか、金が出来たら買うか。一生縁がないのか。

その瀬戸際である。

どんなお作品であっても、みんな、職人さんは、命を削って作っているのである。

美しい皿もあれば、安っぽく見える皿もある。

日常の酷使に耐える強さは感じられる。

アタシの陶芸の先生は、「作品は、壊れてはいけない」

と教えてくださった。道半ばにして、天国に召されたことは、本当に悔しかったと思う。

秋田角館

樺細工(桜の皮を貼った民芸品)

樺本来が持っている良さ(柄)を出す。

(柳の言葉を信じ) 誇りを持ってこの仕事をしております。キッパリ。

素晴らしい。


おおっ。木の皮を、材木(よく見ると金属製の刃ものかも)などで磨いて、木目を残しながら磨いている。

足で抑えている。漆も使っているんだろうという作品もある。磨きだけなのかな。

漆も使っているように見える。

漆も取れるからね。樹皮にもゼラチン質が含まれ、その部分が金色に見える。

若木の皮は、若い色しか出ない。

古木は、古さも出てくる。


「自然は美の母」


樹皮をニカワで貼り合わせる。断面も樺で化粧をする。

あとはひたすら磨く。

漆は使ってないんだ。

スゴイね。我が家の愛用も磨いてあげよう。

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