◆◆◆ 2191 ★ルオーとフォーブ 知らぜらる陶磁器 片岡球子、肉筆の浮世絵画 ◆◆◆

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2015年5月5日

ルオーとフォーブ 知らぜらる陶磁器 片岡球子、肉筆の浮世絵画

1905年、サロン・ドートンヌという公募展

ある展示室に飾られていた画家たちの絵が、スキャンダルを起こす。

原色の絵の具を書き殴ったような絵。

彼らの絵は、まるでフォーブ 野獣のようだと評された。

(マティス・ルオー・ドラン)

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この展覧会を衝撃を受けた陶芸家

アンドレ・メテ(1870−1920)

単なる食器として見られていた陶器を、芸術にまで高めたい。

陶器に色を取り込もうとしたが、うまくゆかなかった。

このフォーブの画家たちの力を借りて、メテは、素地(壺や皿)を作り

フォーブの画家が絵付けをする。

夢のコラボレーション

フォーブの中心的存在の作家、マティス

限られたスペースと色を使い、いかに効果的な陶器を作るのか。

絵画の実験的作品。

陶器の作品を、その後、画家たちは、絵画にも添加してゆく。

メテの作風も変化する。

パナソニック汐留ミュージアム。

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写真家、鈴木理策

初台、オペラシティーに巡回

写真は情報の入れ物ではない。見る人の感覚を広げるものであってほしい。

*創作の目標というものが、作家として、シッカリ

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佐伯善郎 独学で絵を作る。事情豊かな作品。

物語が自ら形を得て現れたようだ

辞書の挿絵。

*辞書の挿絵の人って、スゴイ、絵が巧いよね。(*゚▽゚*)

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肉筆画の浮世絵

上野の森美術館に巡回

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片岡球子の展覧会

ひたむきに対象と向き合うことで、独自の日本画を産みだす。

ゲテモノと呼ばれ、院展に5回落選。

伝統的な手法にこだわらない、球子の作風。

画壇で活躍していた小林古径に、その表現を辞めないように激励された。

生涯、スケッチを欠かさなかった。

接着剤など、日本画では使わない画材で、画面にボリュームを出す。

浮世絵師の姿を多数描く。

時代の壁さへ軽々と超える絵。

球子は、常に何か足りないものを求めて

八十年の画業を突っ走る。誰にも負けない、ストイックな態度というのが、これだけの作品の数と

一点一点のスケールの大きさを産みだしている。

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