◆◆◆ 2110 ★ テレビ番組のメモ ◆◆◆
インターネットラジオFM北千住 ときどきゲリラ的に収録・生放送
(あとはいつでも見れますよん)
2014.12.5. テレビ番組を消化
赤瀬川源平 あるときは前衛美術家 あるときは路上観察者(1972年 四谷祥平純粋階段/路上には、芸術を超えた超芸術が潜んでいる) 先月七十七歳の生涯を閉じる。1960年代 芸術で既成概念の破壊を試みる 大量に作られる廃棄物で作品を作る 宇宙の缶詰、中を食べ、外側のラベルを中にいれ、ハンダゴテで封をした作品。結構売れたらしい。 赤瀬川先生の展覧会は、先日行ってまいりました。点数、内容ともに、千葉までわざわざ行っても後悔しないないようで、楽しんで参りました。お好きな方お早めに。 |
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昨日Y田さんが、恒例の、月に一度の、おじゃら画廊を巡回してきた。 そのときの話。 Y田「赤瀬川の図録ある?」 オジャラ「買わなかったよ。文字が小さすぎてどうせ読まないだろうしさ、結構イイ図録だったよ」「」 Y田「うん。」 オジヤラ「ヨコハマトリエンナーレの図録なら当たったのがあるけど、見る?」 Y田「嫌、それはいい。赤瀬川のは見てみたいなと思うけどさ。」キッパリ という評価。 あはは。キッパリしすぎだよ。 オジャラ「彼の展覧会はさ、結構イロイロな作品がまとめて見れて、ヨカッタよ。前衛的な作品はね、廃材利用だしね、どうかなと思うけど、梱包した作品はカワイイと思った。ただ、1963年に作ったものをさ、1995年にもう一回作り直しているんだよね。そういうのがどうなのかなと。50年前の作品は、たぶん、大破とか、紙や紐がボロボロってことでしょ。そういう、時代感もないわけで、かといって、作品は50年持たなかったってことじゃない。」 Y田「工藤さんの作品も、ボロボロだよね。」 オジャラ「あれはね、美術館で展示できるクオリティーを保てない作品郡だよね。コンドームなんて、作品の中で飛び散っちゃって、あちこちにはりついててさ、なんだかも解らないし、元の造形を保ってないってことでしょ。芸術は壊れちゃいけないってことを学んだよ。」 というような、ディープな会話。 まあ、現代系の話ができるのは、Y田さんと、昭和サロンのマスターぐらいだからね。 昭和サロンのマスターは、ちゃんと理解できているということではなく、仕方なく接してきたという評価だしね。 まあ、 「芸術で既成概念の破壊を試みる」 という創作意思はね、伝わっては来る。 既成概念を破壊したところで、現代芸術家で有り続けることもできない。 作品は売れないし、世の中は評価してくれない。 結局は、モノ書きとか、デザイン、イラストなんかの収益で生活をせざるを得ないわけで、創作者としては、現実的な選択をし、前に進んだ作家さんだと思う。 アタシだって、別段、現代芸術に固執しているということでもない。生きている間に、才能を現金化して、たまには旨いものも食いたいし、もっと良い画材で作った作品を残したい。 ぼんやりしていると、作品ができてしまっていることを除けば、順調である。 |
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パウルクレー 抽象画で様々な実験を行う オジャラ「ミロの作品って、ホント自由度がスゴイよね。単純な色彩やフォルムなのにね。ものすごい力強い」 Y田「俺は、クレーの方が好きだけどな。」 オジャラ「そうを? アタシは、ミロの方が好き。確かに、クレーの方が、手が混んでる感じするけどね。」 Y田「うん。ミロの絵は、カンタン過ぎてね。」 という内容。 クレーの絵も、アートフェアなんかで、ショボイ作品の中に混じっていると、勝手にオーラ出しまくりで、気づかないということはできないから、その画力というのがスゴイなと思わされる。 展示されている絵から出ているオーラに引き寄せられ、誰の作品かを、ネームプレートで確認するという流れ。 そうして、ああ、クレーなんだ。と思い、彼の作品に価値を感じる人がいるということが理解できるのである。 ホンモノというのは、そういうものである。 |
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島袋道浩 輪ゴムをくぐりぬける 2001年 という作品は、輪ゴムを自分の体にくぐらせて通すという作品。 安価だし、カンタンにできるので、是非、今後は、彼の名前を紹介しながら、アタシの美術館でも展示をしたいと思う。 you-tube などの動画を撮影して、公開するのも楽しいと思う。 それにしても、なんて安いんだよ。 という内容。 子供達なんかを並べて、タイムレースにしてもいいし。 シマブクミチヒロさん。 名前覚えないとな。 そこが一番心配だよね。うん。この方は、アールブリュット系の方のグループの作品展の紹介で紹介されたので、その筋の方かもしれませんね。今は外国で創作活動をされているそうです。 他の作品も拝見したいです。 |
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