◆◆◆ 2092 ★ 板橋美術館・国宝展 ◆◆◆

インターネットラジオFM北千住 ときどきゲリラ的に収録・生放送

(あとはいつでも見れますよん)

2014.10.8.

今日は板橋経由でそのあと、上野の国宝展に流れる。

板橋美術館よ。遠すぎるぜ。

同行のS嬢もヘトヘトである。

種村季弘の眼 迷宮の美術家たち展。

この人のことは知らなかったが、関係していた作家のほとんどは知っていた。

アートの世界というのは狭いね。

監修 :柿沼裕朋

という方らしい。たまたま、私が訪ねた18日の14時から、彼(監修者の公演があり、S嬢と聞くことにした。か?の公演があり、S嬢と聞くことにした。

彼女は、彼がサインしてくれるという本を欲しがっていたが、誰一人知らないわけで、そんな本を何千円も出して買うのはよしなよと私が諭す。

彼女は、もともとずっと躁状態だったのを薬で安定させている症状のようで、今日はいつもよりも活発で、饒舌だった。

スピーチした方がイケメンのヤングだったので楽しかった。

コレクションの内容は、まあ、個人の収蔵品、職業的にも、あんなもんだろうと思う。

写真家、石内都さんの、傷を写した写真があったのは、流石だと思った。

四谷シモンさん、金子さん、宇野亜喜良さんという、スパンアートギャラリー路線。

公演ではスパンアートギャラリーと青木画廊についての広告にも聞こえるリップサービスもあり、笑った。

まあ、青木に行けば、スパンにも行くだろうというのは、愛好の王道だと思う。

自分の見ているものが、あまりにもステレオタイプすぎて、そのことにうんざりもする。

板橋まで行った甲斐があったよ。

翌日が最終日で、昭和サロンのマスターから、板橋美術館に行ったらクタクタになったという電話が入る。

アタシも、昨日行った上に、カキヌマさんの公演を聞いたと話したら、二度ほど聞き返された。

まあ、別段、どの作品にも心は動かなかったが、ああいうものがもてはやされた時代があったというのは学んできた。

オノヨーコとか、大竹伸朗、草間の作品とは一線違う世界である。

どちらが正しいということではない。

目指している場所が違うだけであり、信念は感じる。

公演を聞いたので、結構おそくなったが、上野で開催されている国宝展に流れる。

開催三日目というのに結構なお客様。

金曜の五時すぎだというのに、この展覧会は、三時間待ち必至だな。

行く予定の方はお早めに。

今回の国宝展は激混み必至なので、展示も、大きい拡大写真が、展示のショーケースの上のほうに置かれていて、近寄らなくてもなんとなく見える感じの作りになっている。

解説の文字も大きくてヨカッタと思う。

ほとんどが国宝なので、さすがのクオリティー。

まあ、古くて、価値のよくわからないものもある。

正確には、ほとんどの価値はよくわからない。

分かることは、国宝を認定する人たちが、確固たる理由の元、この品を国宝に指定したというところである。

国宝の認定には、イロイロな段階をへないとならないわけで、簡単ではない。

であるからして、選ばれるなりの由緒や理由がその品とセットということになる。

よくわからないながらも、そういう、発言力のある人が、何をもって、どうヨイとしているのかということは、知らなければならない。

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