◆◆◆ 2069 ★ デュフィ ◆◆◆

インターネットラジオFM北千住 ときどきゲリラ的に収録・生放送

(あとはいつでも見れますよん)

2014.8.18.

デュフィの番組を見る。

渋谷の展覧会、行けばヨカッタな。

まだ、何点かしか見たことないからね。

まとまって見ることは、この先もないだろう。

番組を見た感じでは、最初は、マティスの絵、キュビズム、などに影響されまくる。

独自の表現がでてきたのは1926年ごろから。

背景をいくつかの色に分けて塗り、サラリとした線画で作品全体をはなやかにするような技法である。

絵を描くのが物凄く速かったんだろうって思う。

2倍速で二回見たけど、ホント、マティスの絵にそっくりで同情しないわけにはゆかなかった。

次は、ブラック、その次は、セザンヌ。

名画に影響されないことは難しい。

デュフィの絵が『欲しいか』と言われればいらない。

ピカソとか、マティスなら欲しいけど。

彼らの絵と並んだ時には、あの軽やかさだと負けるだろうとも思う。

それでも、彼の絵であるということを、見間違えたりもしないだろう。

素人が見ても、デュフィの絵だと分かる、顕著なオリジナリティー。

それが画家の絵というものであるし、そうでないものは、画家の絵ではない。

生きているうちに有名になったというのは、画家の王道である。

パリ万博で展示された、電気の精とかいう巨大な壁画作品も素晴らしい。

壁画というのは、画家を有名にするもんだね。

ウチに来た人が、デュフィーに肖像画を描いてもらったと言ってたけどな。

誰だったか忘れたよ。

あの早書き具合じゃ、20-30万ぐらいで書いてくれただろうと思う。

ウォーホールの肖像画が300万円ぐらいだったことを勘案すれば、それぐらい取っていたかもしれない。

観光客が、記念に肖像画に出す価格ってどれぐらいだろうね。別な人が、本人だと称して、描く可能性もあるし。

アートビジネスを信用してはいけない。

ホンモノの絵画というのは、独自のオリジナリティーとともに、他が類似品は作れないという、確固たるマチエールもセットで必要になる。

他の追随を許すのであれば、それは、まだ芸術ではないのである。

デュフィーの絵は、どこまでも色彩豊かで、軽やかなのがいい。雑誌のグラビアや、店舗のインテリア壁画なんかにイイ感じの作風である。

芸術かといわれるとビミョー。

絵を売って稼いだという部分は尊敬に値する。

ピカソの絵と同じ額で売れるようになるかといわれれば、一部の良くできた作品を除いては難しいだろうと思う。

あの、背景を原色で区切るテクニックは、シャガールの絵みたいなんだよね。

しかも、絵がもっと落ちるというか、、、、。

良い絵もきっと来てたんだよね。

アタシは、まだ何点かしか見てないから。

力の入った、彼を有名にした作品というのは、きっと、ヨイ作品なんだろうと想像できる。

デュフィーの絵ねー。

これ以上の感想は出ないかな。

その他、いくつかの美術番組を見る。

なんか、感想をノートに書いた気がするが、そのおかげで何も覚えていない。

オルセー美術館の特番はヨカッタわね。

イケメンちゃんが案内してくれて。

誰だったか忘れたけど。

生きている間に、もう一度フランスに行くことがあるんだろうか。

はぁ。

仕事仕事。

手書きのアンティークバティック。

おほほほ。

おじゃら画廊

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