◆◆◆ 2060 ★ ガウディの番組を見る ◆◆◆

インターネットラジオFM北千住 ときどきゲリラ的に収録・生放送

(あとはいつでも見れますよん)

2014.8.10.

展覧会を見たあとではあるが、漫画家の井上雄彦さんが旅をし、作品を作るというテレビ番組を見る。

スペインでの長期滞在は、カサ・ミラという、ガウディの建築したアパート。

羨ましいぜ。

アタシも、早く有名になって、スペインに絵を描きに行かなくちゃ。笑。

彼がバルセローナを最初に訪ねたのはオリンピックの時だったそう。

アタシの勝ち。みたいな。

そこ?

井上さん中心の作りがね、ついてない。もっと、ガウディーの建築の凄さにスポットを当てた番組にすべきだと思う。

バルコニーの造形ひとつだって、いつまでだって眺めていられるという作品の力。

水彩芸術作品のようなパースたち、

CGやキャドを使って描いたような建築図面。

テレビでは、小さく素早く紹介されただけである。

まあいい。

ガウディは、日本ではそれほど馴染みがあるとは思えない。盲信者大量の漫画家のほうが、若い人にはよっぽど魅力的なんだろうと思ったりもする。

井上さんは、番組の最後に、サグラダファミリアを見て、まだ建築途中だというのに、毎日何万人もの観光客が訪れる、その、構造物の集客力に改めて驚いたと話している。

本当に凄ければ、人は勝手に来るということになる。

足立区も、虹の広場に、サグラダファミリアの十分の一模型でも作って、公開したら、世界中から、それを見に来る人がいるに違いないという確信がアタシにはある。

スペインは何だかんだ、遠いからね。

彼の建築物に関して言えば、建築費が一体いくら必要なんだろう。

という、金銭的な悩みである。

パトロンは、どんだけ金持ちだったのか?

否、ガウディを通し、パトロンの名や、建物は今だ継承され、人々が高値の家賃でも住みたがるという価値を勘案すれば、別段、高い投資でもなかったんだと思う。

植物や自然界をモチーフとした柱やバルコニーのフェンス、門扉、天井、窓。

海をイメージした吹き抜け、エレベーターから透けて見える、吹き抜けの海中の雰囲気。

何を見てもわくわくとし、私の心は、血沸き、肉踊る。

アタシは、たいして調べもせずガイドブックを頼りにスペインを旅し、一か月も滞在していたというのに、スケッチのひとつもしなかったことが悔やまれる。(そのころは、絵はまだ描いてなかったので仕方ありません)

私は、生きている間に、もう一度、スペインを旅することができるんだろうか。

旅のエッセイとイラストを書く仕事なんかこないかしらね。

世界中を旅したい。

そうして、イロイロな絵を描きたい。

アタシの旅の話を読みたい人は、たくさんいるというのにね。

頼んでくれる人というのはいないもんだね。

おじゃら画廊

Established 1998 Rica's Bar WEB SITE & Since 2003 Atelier Ojara.
Copyright (C) All Rights Reserved by Rica Ojara.