◆◆◆ 1993 ★ 俵屋宗達 風神・雷神 ◆◆◆

インターネットラジオFM北千住 ときどきゲリラ的に収録・生放送

(あとはいつでも見れますよん)

2014.5.6.

美術番組の消化ちう。

なにも、あそこまで、風神雷神で引っ張らなくてもなと思えた。汗。

最後に、研究の人が、彼の風神雷神は、笑っていて、心の中に潜む『嫌なもの』が全く感じられない。

まるで、産れたばかりの赤子の笑顔のようだと語っていたのが印象的だった。

内面の表現などという切り口で、殺伐とした作品ばかりを見せられる昨今だ。

屈託なく、雷様が笑っているというのは、こちらまで嬉しくなる。

光琳の風神雷神は、宗達のそれを真似し、それ以上のクオリティーに仕上がっているように、パッと見、思うこともあるんだけどね。

その、笑顔の深さというか、屈託の無さというのは、宗達圧巻である。

研究の方は、「宗達を日本人は取り戻せるのか」という一つの問いを投げかけていた。

海外に置かれている、彼の傑作の帰国は日本人の悲願でもある。

それ以上に、彼の画業の、見る人を引き込む本質的な部分や想像力・表現力についても、学ばなければならないということなのだと思う。

アタシも職業柄、大量の美術品を見ているけど、確かに、哀しみの全く感じられない絵というのも珍しい。

ミロの絵なんて、そういうところあるかもな。エネルギーしか感じない。

アタシは、彼の絵に、再び会えた事に感謝し、自分の絵は、この先、どうならなければならないのかも、まだずっと考えている。

今日は、新しい作業スペースのためのリニューアル第一弾。

タイル貼りの床を作る。

拾った板の上に、もらい物のタイルと、不足していた部分のピンクのタイルを購入。

もらったセメント、もらったり拾ったりしてきた木の切れ端などを利用。

ここまでチープな創作活動というのもみたことがない。

まず、タイル貼りする部分の木の板の周辺に、枠をつける。

その後、タイルをボンドで貼り付けてゆく。

それから、張り付いたタイルや板の上から水をかけ、よく濡らす。

そんでもって、水で溶いたセメントを混ぜてゆく。

ビミョーに、砂が多い気がして、固まらないんですけど。

という大ピンチ。

もし、明日になっても固まらなかったら、タイル用のセメント買ってきて、メジを作り直さなければならない。

はぁ。

参考にしたのは、タイル貼りの作り方の本。

ブックオフにて105円。

小さい作品ばかりしか掲載されていないにも関わらず、全く気にせず、いきなり大作を作ろうとするオジャラ。

しかも、作った床は、ガラスの引き戸よりも幅が広いので、中に入れることができないという問題も発覚。

誰か、通りがかりの人に、サッシをはずしてもらって、中に入れるしかない。

もしくは、また、嵐山君にヘルプするか、、、、。

その前に、板を置くスペースをあけなければならない。

その前に、今、そのスペースにあるキャビネットを別な場所に移さなければならない。

というように前途は多難。

問題は山積み。

コンペ作品の制作、テスト問題の消化というのと同時進行。

来週テストなので、もう少し問題を解いてから帰ろう。

おじゃら画廊

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