◆◆◆ 1946 ★ 木版画の話 ◆◆◆

インターネットラジオFM北千住 ときどきゲリラ的に収録・生放送

(あとはいつでも見れますよん)

2014.1.14.

先日、広重の特番を見ていたら、珍しく、夫も一緒に眺めていた。

「日本の木版技術は、やっぱり、素晴らしいね」

前衛芸術や、洋画などには全く心を動かされないのに、浮世絵の技法などには執着があるようだった。

確かに、江戸100景は、広重の力の入った、後半の作でもあり、技術の円熟が感じられる。

刷り師の力もあると思うけどね。

解説の方によれば、

「昔の人は、手にもって何枚もある浮世絵を、近くで眺めた」と話していた。

そういうことはあると思う。

版画は、表装されていることは珍しい。

どちらかといえば、和紙などに包まれ、箱にしまわれているという印象。

日本の家屋に絵を飾る場所はない。

なるほどぉ。

確かに、版画のコレクターの人も、額装して壁にかけているという話は、あまり聞いたことないもんな。(ぶっちゃけ、アタシぐらい。あは。)

弁当の食い過ぎのか、胃酸が出すぎている感があり、口臭が気になる。

年齢的なこともあり、唾液の分泌量が少なくなっているということも加わっているように思う。

それぞれ別な悪臭のように感じられ、問題は大きいわ。

胃の方は、空腹を感じたら、何か食べろということのよう。

それにしても、困ったよな。

学校だからね。一時間半は、飲み食いが出来ない状態になるし。

買いに行くと行っても遠いので、そういう状態ではないし。

口臭は、リステリン的な品で改善している感がないわけではない。

生活が急に変わったからね。

ストレスなのかもね。

本日は、とある展示会に行く。

時間がたくさんあったので、アタシは、銅板で、カメを作る講習、和綴じの講習、たたみのマットで、花台を作るワークショップに参加した。

和綴じの講習は、特に有意義だった。

ネットを見ながら、自己流で、和綴じをいくつも作ったことがあったのだが、材料費300円で、実際の作り方を教えてもらえるというのは、素晴らしい時間となった。

教えて下さったオジサマも、アタシが、こういう筋の仕事に慣れていることにはすぐに気付いたようだった。

専用の道具のことも解ったし、なにより、ヒモの綴じ方や、肩口に充てる補強用紙のことなども理解が進んだ。

次回は、もっとシッカリとした品を、正しく作れるようになったということになる。

それにしても、なんて、美しいんだろう。

木版画の話に戻ると、この前訪ねてきた画家の人と、木版画の話になる。

オジャラ、「なんか、色版がずれちゃうんですよね。」

画家「主となる重版を使って、色版を作ってますか?」

オジャラ「ああ、それって、重版にも見当つけるつてことですかね。」

画家「そりゃそうですよ。そうしないと正確に色乗りませんよ。」

オジャラ「ですよねー。ビミョーに色版作るの面倒なんで、裏彩色に走っちゃうんですよね。」

という会話。

銅版画の作田先生も、木版画の木くずがキライと話されていた。

銅版画と比較すると、制作工程が単調で、作っている間に飽きてきてしまうのだ。

しかも、刷るのが簡単で、大量に出来てしまうというのも困る。笑。

素描並の速度で刷り上がるからね。

何だかわけわかませんが、猫が二匹こちらを見ています。。

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