◆◆◆ 1914 ★ ケリー天国へ ◆◆◆

インターネットラジオFM北千住 ときどきゲリラ的に収録・生放送

(あとはいつでも見れますよん)

2013.11.28.

バリ島のスーから、FB(facebook)経由で、彼女が月曜日(2013年11月52)に、天国に召されたという連絡を貰う。

私は、「それがもし本当なら、言葉が見つからない。私も、東京で、小さな追悼会を開くわ」

と返信。

彼女の思い出が溢れてくる。

思い出さないということはできない。

何から書こうか、

私より、若かったと思う。

たぶん、5歳から、10歳ぐらいは若かったはず。

偉大なるバリ島の画家だった。

アタシに、絵への情熱というものを教えてくれた。

絵をどう描き、どう売るのか。

本当の画家だった。

私は、ピエタ像の前に、花を供え、それから、特別な時に焚くお香に火をつける。

この前、たまたまご縁があっったろうそくにも火をつける。

それから、彼女の写真を探す。

実は、彼女のWEBサイトは、長らくアタシがお金を払っていた。

そう、正確には、今もである。

10年ぐらい前に帰国したときに、彼女に、HPの作り方を教えてあげた。

彼女は聡明で、みんなのリーダー。

喜怒哀楽が激しく、すぐに泣いてしまうのだ。

私が帰国する前に、無料のソフトなどで、絵の加工や、WEBサイトの構築、アップロードの方法などを何回かにわけて教える。

スキャナーも持っていなかったので、アタシのをあげることにした。

たった2Gのノウミソの、小さいパソコンで、彼女は、何分も待ちながら、コツコツとHPを作って行った。

http://www.age.jp/~pranoto/

とうとう、アップロードの講習が終わる。

オジャラ「ケリー、私があなたに出来ることは、これが全てよ。私が帰国したあとは、自分で、出来る人にもイロイロ聞いたりして、問題を解決してね」

ケリーは、号泣だった。

彼女は、アタシに絵をくれた。

美しい絵である。

帰国前、アタシは、クロッキーのモデルになるからと、自分の肖像画を注文した。

もう、彼女に、アタシの絵を描いてもらうことができないのかと思うと、そのことが残念である。

しばらくは、あとりえに飾っていたが、今は、私の絵が増えて、自分の作品の展示に変わっている。

たぶん、大切な絵なので、自宅で保管しているはずだよな。うん。

という事情から(ささやかだが、金を払い続けているため)、彼女は、アタシのことを忘れたりはしないはずである。

私は、彼女のHPを見ながら、彼女の絵の成長を楽しんでいた。

彼女は、アタシのHP制作講座の生徒の中で、もっとも多作で、多くの絵を掲載した画家でもある。

そうして、多くの画家たちの作品も掲載し、パリ島からのアート情報を発信し続けていたのである。

彼女は、WEBからのリンクで、私のことを

Rica Ojara, fabulous artist and creator of our website

と紹介してくれている。ありがとう。

おじゃら画廊

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