◆◆◆ 1906 ★ 茶碗の研究 ◆◆◆

インターネットラジオFM北千住 ときどきゲリラ的に収録・生放送

(あとはいつでも見れますよん)

2013.11.13.

楽茶碗について少し調べる。

以前、テレビで見たことあったと思う。

もうおぼろげで、しかも、コメントは、柿右衛門と、薩摩焼と交じる記憶状態。

継ぐ者のプレッシャーというのは、どの陶工も同じ精神状態。

特に先代の作品が優れていれば優れているだけ、受け継ぐ者は、それを越える作品を期待されるから困る。

天才とは世の中に何人もいないから、作品に価値があるわけだからね。

でもまあ、新しい造形表現が伴わないと、評価がイマイチっていうのは、どの工房様も同じ悩み。

薩摩焼も、18代の作品が出てたか?

というのだけが話題になる。

楽茶碗の実物というのは、実は、2個ぐらいしか見たことが無い。

どれももっとデカかったような気がする。

ようするに、お湯入れたら、温度が下がりすぎて、泡立たないだろうという心配。

テレビで見たのは、飲みづらいだろうという造形。

茶人の習いとして

一楽、二瀬戸、三唐津なのだそう。

一富士、二鷹、三なすびという初夢の王道と同じよね。

アタシ、同時に見たことあったけどな。@初夢

なんかイイことあったんだっけ?

記憶も、感謝という文字も儚い。

ということで、

一楽偽と三空っぽ。 おじゃら句。

ああ、名句ねぇ。

あはは。

本物かどうかが重要になるのは、それは、値段をいくら支払ったかという部分である。

1000円や、5000円で、重要文化財が買えるはずがないというのが常識である。

生活を楽しむということは、高い品に囲まれるということではない。

思慮足りなく、お金だけ集まってくる方々は、ホンモノも見たことないのに、聞きかじりの知識や、骨董商のススメで品物を買ったりするから失敗するのである。

もともと安い品なのであれば、それがニセであるのが当たり前で、高値がつくと考えるのが間違っているよな。

はぁ。

モナリザの複製画12万円に大量の赤丸がついていて、こんなに売れちゃうんだという常識の違いには、驚く他、言葉が見当たらない。

今日は、先日の備前のトックリと共に飲むぐい飲みが到着。

本来であれば、腹に赤い丸がついたシリーズをそろえるべきだろうが、カエル模様のあるぐい飲みがあり、どうしても心が動いてしまう。

仕方ないわ。

どちらにしても、オット用とアタシ用の二個が必要なので、気に入ったのを購入。

こちらは、徳利に合わせて落札したぐい飲み。

左のぐい飲みの裏側には、カエル柄。

どうしても引き込まれてしまい、こちらはアタシ用として落札。

右のは、腹に赤丸の模様が出ている、徳利と同じような色合いの品を選ぶ。

ウチには多少小さめと思う。

このあと、人間国宝のぐい飲みというのが1000円ででていたが、5000円ぐらいに競り上がったのでチェックは辞めることにする。

人間国宝が1000円で販売開始されるという世界。

ヤフオクって、奥が深いよねー。

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