◆◆◆ 1893 ★ カイユボット展 ◆◆◆

インターネットラジオFM北千住 ときどきゲリラ的に収録・生放送

(あとはいつでも見れますよん)

2013.11.6.

竜姫「あの、床、削るやつ、来てないんだ」

オジャラ「私設の美術館なんだから、仕方ないよ。」

竜「そっかー」

という、高度な話。

床削る絵が彼の代表作というのが、周知ということになる。

彼女との美術鑑賞歴は長い。

最近は、二人とも、印象派の絵に嫌悪感さえ抱く精神状態。

慣れを超えて、飽きてきている。

オジャラ「あれよね、今日は、欠伸でないでヨカッタわ。」

竜姫「やっぱり、クロッシングを後に見るべきだったかしらねー」

オジャラ「だって、日本橋で飲もうっていう計画だからさ、そっちも楽しみじゃない?」という会話。優先順位の最上位は、シメの飲み会ということになる。

カイユボットの絵は、印象派風というか、ルノアールとマネの絵を混ぜた感じで、どくとくの表現に乏しいし、引き込むものは感じなかった。

収蔵品コーナーのピカソや、マティスの作品のオーラは流石である。

並べたら、それ以外がかわいそう。

だから、いつも、ピカソとマティスは同じ部屋に並べられるんだろうと納得。

誰とでも並べていい作品ではないのである。

エジプトの壺やオブジェのコーナーも「久しぶり」という挨拶。

銅製のエジプト猫の古いやつが展示されていて、いつか欲しいと思うのである。

メスかしらね。

美少女のコレクターとしては、やはり、猫であっても、美少女でないとね。

弟のマルシャルの写真は、どれも当時の風俗をよく描写していて、素晴らしいと思った。

色あせ具合も、臨場感を感じさせる。

その時代にしか撮影できない写真というのは確かにある。

今、千住新橋界隈の、都電の終点周辺の写真を探しているのだけれども、なかなか見つからない。

今回は、カイユボット以外の作品も何点も来ていて、風景がが好きな人なんかには、ヨイ展覧会と思う。この前の真美術館の点描画の方が、まあ、点数は多かったかな。

予算的な問題もあるはずだし、仕方ないと思う。ブリジストンは、頑張っていると思うし、行けば、いつも楽しめる。

個人的には、また、ブリューゲルが見たいかな。あそこのコレクションは、有名だから。

おじゃら画廊

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