◆◆◆ 1874 ★ 西洋美術館 ル・コルビジェ展 ◆◆◆

インターネットラジオFM北千住 ときどきゲリラ的に収録・生放送

(あとはいつでも見れますよん)

2013.10.23.

このあと、西洋美術館の常設展へ。

今回は、ル・コルビジェをメインとした展覧会。

ル・コルビジェ。以前見たことがある。

どうかなあ。

オカモトタロウとか、ピカソとかのオーラは絵からは感じられない。

何なんだろうね。

彼は、画家としては、光が当たらなかったと思えて仕方がない。

建築物は、どれも素晴らしい。

あの、光に溢れた教会も、いつか実物を見に行ってみたい。

でもまあ、レジェや、ピカソの絵は、見れば解るのに、、コルビジェの絵は、絵の題名の札を見ないと解らないからね。

確固たるオリジナリティーの欠如というののが個人的な感想ではある。

S嬢は、何がなんだかよくわからないねなどと言いながら、絵を見て歩く。

竹内栖鳳は解りやすすぎるからね。展覧会初回としてはヨカッタと思うけど、もっとイロイロな表現があることは、美術館巡りをすれば、すぐに学ばされる。

そう、それは、見ないということも出来ない状態であり、こちらの消化能力とは関係がない量が、ダダタダーっと入ってくるのである。

現代美術の情報というのも、アタシにはそのように入ってきて、それは、出てゆくこともないのが困る。

フジタの番組なんかを見ていると、あの美しさや、毅然とした品格というのを手に入れて、尚、独自の方法で絵を描き続けたという偉業に敬意を表したい。

どんだけ上手かったんだろうという評価は、他の追随をゆるさない域である。

それでも、彼女なりに、「これは女だね」とか、「ここは海だよね。」

などという感想を語りながら、漏らさず見て歩く。

やはり、素描や小さい絵には関心を持たず、大きくて、カラフルな作品群を長いこと眺めているのである。

アタシは、マティスの切絵のような、原色の色の面をちりばめて、黒色の太い線を描いてゆく技法を彼女に見せる。

S嬢の線は、とてつもなく強い。

オジャラ「アナタも、こういう技法、よく見ておいてね。今度、一緒に作ってみよう。これぐらいなら、アナタにも、すぐに作れるようになると思うよ」

S嬢「うん。今度、猫の絵を描こうと思うんだ」

構想は既に練られているらしい。

オジャラ「ヨイのができたら、(障害者の公募展に応募してみようね」し言公募展に応募してみようね」

負ける気がしないわ。

そうして、今度は、下の階におりてきて、ロダンの彫刻や、印象派の絵やなんかを眺めて、美術館を出る。

持ってきたお茶を一口飲み、東京都美術館へ。

おじゃら画廊

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