◆◆◆ 1873 ★ ミケランジェロ展 ◆◆◆

インターネットラジオFM北千住 ときどきゲリラ的に収録・生放送

(あとはいつでも見れますよん)

2013.10.23.

久しぶりに上野を襲撃。S嬢を誘う。

ランチ付き、電車賃付きという条件。本日は、彼女も水筒持参である。

オジャラ「今日はスニーカーね。」

S嬢「うん。スカートだと、靴のかかとが高くて、歩けないから、ズボンにした。」

という会話。

料理をしている最中に、S嬢はシャガールの図録を見る。

S「ずいぶんと厭らしい絵ねぇ」

オジヤラ「そんなことないよ。これぐらい普通だよ。だいいち、裸の絵なんて、そんなにないでしょ」

S「男女が抱き合ってる絵ばっかりだよ。」

オジャラ「ピカソの方が品がないよ。幻想的な絵は、物凄いステキだと思うけど」

S「リカちゃんの絵の方がいいよ」

オジャラ「え゛ーっ、シャガールより?」

あはは。笑うしかない。

本日のランチは、バジルと鳥肉のミートソースと、味噌汁、インゲンのサラダ。

インゲンは、二センチぐらいにカットしてボイル。マヨネーズとポン酢を混ぜたソースにあえる。

パスタは、ニンニク、と、トウガラシをオリーブオイルに入れ、香りを移す。カットしたトマトを入れ、少し炒める。ソース状になったら、コンソメを一粒入れ、鳥のひき肉を投入。よく炒める。

茹でたスパゲティーにソースをからめて完成。

麺の量、ちょっと多めで、腹イッパイになりながら、出発。

西洋美術館の入り口で、ロダンの彫刻の説明。

オジャラ「あれが、地獄の門という作品だよ。あの、上に三人いて、その下にいる人が、有名な、考える人だよ」

反対側にも、ロダンの、考える人。

そのあと、西洋美術館の企画展の場所に行き、まず、ムービーを見る。

ムービーは、それなりに座って見られる感じ。中もガラガラである。

ミケランジェロは、早くから彫刻家としての才能があり、20代でローマへ。ピエタを作ったのも20代というのが恐ろしい。

中には、素描、いくつかの彫刻作品、版画、壁画のレプリカなどが飾られていて見ごたえがあった。

ラファエロやグレコのような、本画の大作が並ぶ展覧会ではなかったが、ダ・ピンチよりはマシだったと思う。

そうして、先日行った、竹内栖鳳の作品展も、なかなか素晴らしかったと思い返す。

いくつも展覧会を見ているので、優れた展示とか、作品を見ることにも慣れてしまう。

はあ。感激が薄れてしまうってことを意味してて、ついてない。

彫刻系がもつとあるとヨカッタのにと思いながら、まあ、大理石を移動したりするのは大変だろうといのが素直な乾燥。

以前、バッカス像とか、ダピテ゜像とか見たことあるような記憶。

あれはあれで、混んでいたことを思い出す。

素描などを見て、あの、人間の表現というのもスゴイと思う。

システィーナ礼拝堂の壁画は、全部裸体だったのを、あとから、生殖器に布などをまとわせたという解説。

全部裸体かぁ。

裸体こそ最も美しい。

ミケランジェロの意思は感じられる。

でもまあ、確かに、教会という場所としてはどうかと思う。

S嬢も裸体にはだいぶん慣れてきたムード。もう、厭らしいなどとは言わなくなってきた。

ショップを物色していると、ピエタ像の大理石風というレプリカが販売されている。

なんかステキ。価格は二〇〇〇〇円。

オジャラ「この素材は、何でできてるんですか?」

店員さん「レジンという、歯の詰め物などをする石膏です。」

オジャラ「触ってもいいですか?これ、落としたりしたら、壊れますよね。」などというやりとり。

ピエタ像といえば、この世で最も美しいマリア像である。

そうして、モナリザの複製がが12万円だったり、北斎のプリント(版画じゃなくて、印刷だよ)が額入りで26000円だったりしている実態を知っているので、心を動かされていた。

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