◆◆◆ 1814 ★ 足袋を作る ◆◆◆

インターネットラジオFM北千住 ときどきゲリラ的に収録・生放送(あとはいつでも見れますよん)

2013.8.13.

バイトが夏休みになり、足袋を作ろうと思い立つ。

前から懸案ではあった。

今回挑戦するのは、底グロと呼ばれる、足の裏まで黒い足袋。

古いスパっツを利用。

コハゼは、以前購入していたものを利用。

型紙も、今利用している足袋をなんとなくトレースするというアバウトな状態のため、とりあえず一足施策をする。

そうして、多少の型紙の修正などを行い、本縫いにしようという壮大な計画。

もう、挫折すること決定という壮大さ。

ワタリウム美術館3/23撮影のおじゃらの巨大ポートレート

足袋というのは、和装の中で唯一立体的な造形の衣服である。

帯や着物というのは、基本的に、人間の造形に合わせてカットするというよりは、平面をつなぎ合わせて、立体的な造形(人体)に巻きつけるという、構造的には珍しい装束だと思う。

インドネシアのように、布を腰に巻くという装束や、アフリカなどのように、一枚布の首の部分に穴を作り、そこから首を出すという装束のように単純でもないところが興味深い。

平面で構成するのであれば、あんなに複雑にしなにくても良いのにと思わないわけにはゆかない。

ワタリウム美術館3/23撮影のおじゃらの巨大ポートレート

そうして、母や、近所のおばあさんが、足袋は、学校で作らされたなどという話を聞き、昔の教育というのは正しかったと思うのだ。

足袋の作り方をネットで調べ取り寄せる。

グラフィックデザイナーさんが作られたページなだけあって、気合の入り方や、画面の美しさが違う。

そうして、縫い方の手順、A4用紙3枚という入魂のマニュアルを見ながら、いざ、足袋作りへの挑戦が始まる。

完成品を見れば見るほど、出来る気がしないけど。

まあ仕方がない。

夏休みだし、

ワタリウム美術館3/23撮影のおじゃらの巨大ポートレート

ということで、片方施策する。

コハゼの取り付け方というのがまず難しい。

親指と、残りの指の部分の型紙も、手直しが必要ということが解った。

この先、いくつか作っても、はけるとは限らないというクオリティ、

継続するか、思案中。

ワタリウム美術館3/23撮影のおじゃらの巨大ポートレート

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