◆◆◆ 189 ★ 大作に挑む(枠だけ^^ ◆◆◆

2004.9.17

電動糸鋸が届く。ヤフオクで落札した品。

卓上型と書いてあったが、大きくて、卓上には向かないということは理解できた。

どちらにしたって、銅版をカットしたり、木をカットしたりするのは汚れてもいいガーデンと決まっている。

なかなかのパワー小僧で、ケッコウ嬉しい。

100号のカンバスを作ろうと思うと、市販品は12000円程度する。送料は2000円前後と思われる。

枠だけ買うと10000円もする。

布は10メートルで30000円である。だいたい4-5000円というところである。

ゼッタイに自分で枠を作るべきなのだ。

安い杉材3.6メートルを5本購入。

電動カンナというのにチャレンジしてみるが、全く削れない。これって、手前に引くのかなあ。前に押すのかなあ。

どうやって刃を出すんだろう。

みたいな、全く無いのと同じ状態に。

手で使うカンナにすればよかったよ。

まあいい。とりあえず、これがあると、大作用カンバス枠は自分で作れそうな気がしてくる。

カンバス枠の制作は、リトグラフの製版の合い間に行われる。

リトグラフは、版の上に薬品を塗り、それを乾かすという工程が何度も繰り返される。

そうすると、セッカチなアタシは、乾くのを待てずに、製版に失敗するということが頻繁に起こってしまう。

他の作業を合い間に入れれば、薬品が乾いた頃に、こちらに戻り、また、薬品を塗って、枠作りをするという感じで、丁度よいのである。

3.6メートルだった木材は、1.7メートルと残りに切り分けられ、カンナの使い方をマスターする日を待っている。

大きい作品は、売れはしないのだが、画家なので描かなければならない。

何故描かなければならないのかといえば、絵というのは、大きい作品でしか評価されない傾向があるからである。

もともと絵は大きいので、大きい絵を描くことそのものには抵抗がない。

しかしながら、場所のことを考えると、本当に大作を描くのがいいのかどうかは謎である。

とりあえず秋なんで、ムード的に、大作も描こうという感じである。爆。

ムード的というのがね。謎だよなあ。

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