私は、どんな絵だって、公募展入選の為に描いたりはしない。

そうだろう。

それが目的ではダメなのである。

依頼者がいる絵であれば、お客様のために描く。

それ以外の絵は、私の好きな絵を描く。

かつ、それが、優れたレベルになれば、公募展には必ず入選するはずなのである。

それが世の中の仕組みというものだ。

モチロン、テイストというのはある。

画壇の場合、傾向がハッキリしているので、そういうのを研究するのは、悪くないと思う。

俳句を短歌の公募に出してもダメなのと同じである。

しかしながら、優れたものは、誰が見たってイイと決まっている。

であるからして、もし、入選できないのであれば、それば自分の力がまだそのレベルに達していないという、たったそれだけの理由である。

思いつくままに絵を描き、至らないところを考える。

どうすれば、お客様に喜んでいただけるのか？

見た人が元気になるのか？

飾りたいと思ってくださるのか。

金を出しても欲しいと思う絵なのか？

絵を描く根幹は、ここになければならない。

そうして、ホントウに実力がつけば、入選するとかしないとか、考える必要もなくなるということだ。（作品のレベルが安定し、落ちなくなるというコト）

アタシ的には、油絵をもっと頑張りたいよなあ。

油絵は、どの画壇でも入選しないレベルだぜ。

版画？一生ムリ。汗。

とりあえず、公募の締め切りまでに、来月分の表紙というのがまだ間に合うので、セッセと案を練る。

次号のテーマは、

『お客様窓口の課題』コンタクトセンターとブランディング？？？？？？？

というテーマなのよね。はははは。もう描いたけどさ。

マーケティング情報誌の目指すところは、いつもゴールと決まっているからね、あんま難しく考えないのがコツかもなあ。

アタシ的には、人物系の作品を採用してくれるとウレシイんだけど、きっとハトの絵になるだろう。出来がいいから。

どっちでもイイか。

いつくかの絵の中から、お客様が気に入ってくださって選ばれたのだから、それが一番なのである。