◆◆◆ 150 ★ 近況 ◆◆◆

2004.7.15

個展も見に来てくださったサスケが、銅版画を習いに来るという。

マジっすか?

しかも、彼は、アタシの『銅版画にチャレンジ』を読まずに来たため、アタシは、最初からイロイロと説明しなければならなかった。

次回からは、参加者には、一応読んでから来てもらうことにしよう。

そうして、彼は、何を描くかも考えてこなかったため、あとりえでは、ひたすら、何を描くのか考えなければならなかった。

そんなところに、銅版画教室のタマちゃんの椅子の版画が・・・・・・。

『アタシさー、最近椅子の版画の収集も始めたのよ。』

などとサスケに話すと、サスケは、椅子の絵を描き始めるのであった。

イイ人だわぁ。(一枚強制回収されたのは言うまでもない。)

銅版画のお教室で、刷りの指導をしていただくアタシ。

乾燥中の作品に、猫はすかさずニオイをつけてしまう。おいおいっ。

オジャラは新しいバイトを始めることにする。

実は、一ヶ月ほど前、別なタマちゃんから、メールがきて、『あのー、お願いがあるんですけどぉぉ』

などと書いてある。

ところが、アタシは、そのときに、不動産屋のバイトをしていたし、そのあと、休暇に入って、更に個展があったもんで、メチャクチャ忙しかったのだ。

そんでもって、長いこと放置されていた案件なのだが、ヒマになったので、そのメールをもう一度読んでみる。

おおっ。神保町にオフィスがあるのか。

銅版画のお教室と近いぜ。

そんじゃ、あれだよなあ。銅版画のついでに、ランチでもご馳走になるか。

みたいな。なんか、銅版画のついでに、バイトの打ち合わせっていうのが、優先順位ハッキリしているよなあ。

今度のバイトは、どんなバイトか?っすか?

まあ、近々ご紹介するわぁ。お楽しみに。

この前の土曜日、注文のあった銅版画を刷っていると、セイコさんが訪ねてきてくれて、千住界隈を少しぶらつくことになった。

そんでもって、ジャズのお店にお茶しに行って、そこに飾ってあるレディデイの絵を見て、アタシも、描こうと思いたったのだが、全く似ていないのであった。

はぁ。

もともと写真を見ながら描いたりはあまりしないのだが、それにしたって、もうちょっとナントカなると思うんだけどなあ。

肖像画家への道は遠い。

元気イッパイの拳ちゃん。

オジャラと会う人は、かなりの比率でこのページを読んでいて、そんなもんで、会うと必ず猫やペットの話になる。

しかし、子猫というのは、メチャクチャ元気で驚かされる。

老猫は、ピクリともしないというのに、この猫は、頼んでもいないのに、ドタバタと走り回り、迷惑なことこの上ない。

まだ、机の上に乗ったり出来ないのだが、乗るようになると、絵を描くときに邪魔なこと決定。

あとりえに連れて行く日は遠い。

久々の新作。誰かが習いに来たりすると、アトリエは銅版画モードになるので、自分も作品を作ろうという気になる所がいい。

版画というのは、始めると、まず、版を作り、腐食をする。腐食している最中に、売れた版画とか、注文のあった版画なんかを刷りますという作業をして、今度は、版の腐食が終わったら、出来立ての版を印刷するというような流れになる。

アタシの場合、サラサラと描けるので、新しい版がどんどんとできてしまうというのが辛い。

何が辛いのかといえば、懐が辛いということか。

どちらにしたって、この作品には、少しシミが出て、そのうえ、片方の目玉が欠落してしまったので、モディリアーニのような絵になってしまう。(本当)

この絵を見た人は、『モディリアーニの絵に似ている』ときっと言うと思う。

この絵は、線の所々が腐食されていなくて、全体的にはイイ仕上がりなのだが、失敗している。

なかなか、一回の腐食で作品を完成させるというのには、まだ、慎重さが足りないということなのだろう。

ここんところ、決算の書類を作っていて、なかなかアトリエに行けない日が続いている。

決算書類というのにも、今期は大分慣れて、概ねスイスイなのだが、新しくでてきた項目には手こずっている。

どのように処理するかを説明しているサイトは多いのだが、決算書にどう計上するのかというのが、まだ判断できずにいたのである。

一度ご指導していただき、かなりわかりつつあるアタシ。次回はなんとかクリアーできるだろう。

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